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flesh and blood : Dragons of Dromai


以前、灰からつくりだす幻影ドラゴン使いのDromai紹介で参考にした記事のドラゴン個別の記載を整理。
あくまで当時の記載であることに注意。

ドラゴンたちはそれぞれかっこいいし、独特の効果をもっている。からこそ、全部投入ではなくシナジーとか重視した構成を考える必要もあろうというもの。なかなか自分で効果だけ読んでいてもピンとこないところとかもあり、こういった記事やデッキリストをながめて考えをまとめようとしてみる。

THE ART OF ASH: BREWING DROMAI FOR CLASSIC CONSTRUCTED
by Kevin Brayer
15th July 2022

の中から

THE STRENGTH OF DRAGONS
ドラゴンの強さ

のところだけの抜粋。

ドラゴンを評価するとき、考慮に入れるべきいくつかの要素はある。

基本的には、すべての祈り=invokeのカードは赤いカードであり、3点をブロックできる。
invokeした(赤いカードをプレイした)ターンには、Dromaiのすべてのドラゴンにgo againがつくので、これ自体が戦い方の基本となる。

ただし、combat chainが解決されないと、go againが残らないことには注意。

Aether Ashwingについて。

Aether AshwingはDromaiの基本的なドラゴンで、多くの異なるカードから生み出される。複数のAether Ashwingによる壁で、対戦相手にとっては守りにくいダメージをコンスタントに連続して与えられるようなる。一方で、Phantasmがpopされると、combat chainが危険にさらされる(ふつうにPhantasmの解決でchainが閉じる に加え、前述 Dromaiの効果の記載参照 ドラゴンにgo againもつかなくなる)ので、攻撃のタイミングとか考えるべきことは多い。

※以下、ドラゴンはinvoke面じゃなくて本体面をあげる。


伝説のドラゴンたちについて。
Dracona Optimai、Tomeltai、Dominia

単独でゲームの状況を変えられる強力な攻撃誘発能力とともにトップレベルの性能を有している。
Dracona Optimaiは、すばらしい性能で、大ダメージを与えるポテンシャルをもっているが、青いカードにとぼしいこのデッキにおいてコスト6はちょっときついかも。
Tomeltaiは、コスト5なので、青いカードが1枚あればプレイできる可能性がある。コスト4のDominiaも同様。装備品をあぶって破壊するTomeltaiの能力と、手札からカードを取り除くDominiaの能力の両方とも対戦相手にとっては相当いやな効果で、対処を迫るカードとなる。

コスト0のドラゴンたち。
Azvolai、Cromai

プレイするために必要なのははAshだけ。
Cromaiは、コスト0の2体のうちではよりよい効果をもっていて、対戦相手がくりだしてくるPhantasmのpopperを無意味にしてくれる。もっというと、popされてもaction pointがもらえるので、攻撃を続けることができる。
AzvolaiはDromaiの与えるダメージ量をすこし増やしてくれる。多くの対戦相手は、Dromaiに対してArcane Barrierを持っていきたがらないことが追い風となる。複数のターゲットにarcane damageを与える能力は、いちどに複数のAshwingを除去する方法としてDromaiミラー戦でとても重要になる。


コスト1のドラゴンたち。
Kyloria、Miragai、Yendurai

Kyloriaは、ドラゴンのなかでも独特なon-hit効果をもっている。アイテムを盗んでくるのは、こちらにとってそのアイテム自身による恩恵がなくとも、対戦相手にとっては少なくともある程度の妨害となる。そして、アイテムをもってこれないときに、カードを1枚ドローできるのは強力だ。
Miragaiは、毎ターン最初のドラゴンの攻撃からPhantasmを取り除いてくれるので、ゲームのなかで数回だったとしても、popさせられてしまう恐れなく安全に攻撃することができるのがよい。
Yenduraiはこの3体のなかでは最もおとなしい能力だが、まさに「固い」性能であり、相当除去されにくくなっている。

コスト2のドラゴンたち。
Ouvia、Themai


Ouviaの効果は、なにかのエンジンになるもののように読める。戦場に維持することができれば、かなりの数のAether Ashwingを供給することができるから。一方で、攻撃する必要があるとき、Ouviaはそれ自身で1点の攻撃力しかない。そして、Ashが不足している時は、その能力が発揮できなくなる。Ouviaを必要とするかどうかは、個人のデッキのゲームプランによる。Themaiは、対戦相手を困らせるすばらしい性能をもっている。そして特にWizardを困らせることができる。

コスト3のドラゴンたち。
Nekria、Vynserakai

Nekriaは、もうひとつのエンジン的カードで、何度もAshを与えてくれる。
4点の攻撃力は分岐点として重要だが、on-hit効果を持っていない。コストは高めだが、7点のライフは魅力的である。
Vynserakaiは、ベストの状態で1回の攻撃から9点の脅威を与えるのは、とてもすばらしい。既存のカードでは、Phantasmaclasmのようなものだ。
が、ライフは1でとても脆弱でもある。これは以下のようなリスクを伴う。
Wizardはinstant速度で、Allyをターゲットにできるダメージ呪文によってVynserakaiを殺すことができるし、ドラゴンがcombat chain解決前に破壊されればこちらのgo againもなくなる。にもまして、Phantasmによって単純にpopさせられる可能性がある。

以上。

Phantasmをなしにするとか、こちらのターンの相手の行動を阻害するとかで、盤面をうまく征圧したい。
Vynserakaiは、強力だけど、リスクもともなうとがったヤツなイメージ。
こいつとか、使い道がむずかしそうなOuviaとかに興味をもってしまうのが困ったところで。

原文を読んでいると、ドラゴンたちにも性別があるようで、Ouviaが女子なのはわかりやすいところ。興味あるかたは原文から確認を。

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