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flesh and blood / Rhinarの近況~Outsiders

容姿はあらっぽく見えるが、とても緻密なカード枚数管理とデッキ内の攻撃力6以上のカード含有量のバランスを求められるRhinar。新ヒーローがどんどんでてくるので、忘れられてはいないにしても、ちょっと影がうすいかも、なBruteヒーロー。Outsiders環境での彼の生き様が書かれていたので復習してみた。過去の紹介記事はこちら

CHECKING ON RHINAR: THE STATE OF BRUTE IN OUTSIDERS
by Colin Bell
24th March 2023

記事のでた時期的にRiptideとUzuriが話題になっているが、すでにだいぶ時間がすぎているので、RiptideやUzuriを相手する場合の認識はかわってきているかもしれない。

いずれ、BruteのカードはOutsidersで追加されていないのだから、Genericに有用なものがないか?なかんじなのがちょっとさみしいところ。Dorinthea同様、Classic Battlesでの追加はあったわけだが。

というわけで、記事のアウトラインを整理。

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DynastyでBruteのカードは追加があり、Rhinarが強くなると考えた人たちもいた。

でも、結果は強くも弱くもなかった、というちょうど真ん中だった。

Outsidersが追加されておきる環境の変化についてのみんなの予想は、

Iyslander と Oldhimはいなくならない
Rangerがふえる
Ninjaがふえる

であり、おそらく実際そのとおりに。

Rhinarのあゆむ道は険しく、今現在もてはやされているヒーローたちとの戦い方も記載はされている。

さらに、Rhinarが前に進むためにはどうするか、が検討されている。

Rhinarは、ターンサイクル(自分と相手の1ターンずつあわせて)に「取引ができている」ときは、ベストな状態にある。2枚のカードでブロックして、7か8点の攻撃力のある赤いカードをプレイする、みたいなとき。こんなかんじで継続できて、18~20点ダメージのBloodrush Bellowのターンが2回もできれば、それは、ってかんじ。(具体的な点数計算はもとの記事の記載からできる)

Fate Foreseen と Sink Belowが、いまだによい選択肢になっている。LexiやAzaleaをとめられる、コスト0に対して4点を誇るカード。以前は使われていたSpringboard Summersaultも、もしデッキに黄色がフィットするなら復権に期待できる。

That All You Got?はFaiのPhoenix Flame用。KatsuのKodachiに対しても有効なのは、それらが攻撃力の強化を得られなくなるから。This Round’s on Meも、このふたりのNinjaへの強力な対抗手段で、特にKatsuに有効。

ブロック時に装備品を有効に活用することは、Ninjaのon-hitをとめたり、Azaleaのdominateをさばいたりで重要。Skull Crushers はKodachiをとめることができ、Mask of Momentumの誘発も遅らせることができる。RhinarにおけるCrown of Providenceは強いけれども、Arcanite Skullcapを忘れないこと。つまり、ゲーム中に2回on-hitを防げることは、一度の手札修正よりも時に有用になりえる。(この強力な頭部の装備品ふたつの比較は別のところでもたびたびされているところ)Barkbone Strappingは、攻撃的なデッキとの対戦、つまり長引かないゲームにおいて、Fyendal’s Spring Tunicが供給できる以上のリソースを与えてくれる。Blade breakではなくBattlewornであることも大切。(Battlewornは-1カウンターのって防御力0になったとしても戦場に残るので、能力を誘発させられる)

Outsidersで追加されたカードでは、Humbleは、よくない手札を修正してくるのが持ち味であるAzaleaとKatsuのヒーロー能力を封殺しするから強くみえる。Cut Down to Sizeは、手札が指数関数的に増えてブロックしてこないどんなヒーローにもすばらしくはたらく。これらのカードの赤が攻撃力6を持っていたので、Rhinar的には導入に際し抵抗がない。けれど、これらの青いほうも見逃してはいけない。

これらの青いカードの最も重要な役割はピッチされることとみられるが、うまくブロックにつかったり、攻撃に使うにしても4点の攻撃力はあることから、相手の手札を1枚ひきはがせる可能性がある。Clearing Bellow(補足 Classic Battles収録のカード)がなくても悲しまくていい。これらコスト2の攻撃がPummelのすばらしい対象になるのも忘れない。もちろん、Command and Conquerが強いのも当たり前である。

そして、Outsidersで追加された新しいヒーロー、RiptideとUzuriのこと。

Riptide

Riptideは、そこまで脅威とみていない。唯一の注意点としては、2枚のカードでブロックされないように準備して動いている時に(Pulping か Barraging Beatdownのどちらかの効果)Arsenalからdefense reactionがくることについて忘れないように。

Uzuri

Uzuriの攻撃の速度は、それほど速くないとみている。しかし、stealthつきの攻撃をしたときにヒーロー能力で、手札からLeave No Witnesses と Command and Conquer のようなカードがとびだしてくるので、こちらのArsenalに注意をはらう必要がある。

結局、Rhinarはどのヒーローに対してもシルバーバレットになるようなものがない。けれども、こいつが相手だから勝てないとか、逆に楽勝な相手とかもない。特効薬を求めるのではなくて、相手となるヒーローと戦う適切な方法を学んだときに勝利がちかづいてくる。現状、Rhinarを競技的なイベントにもっていくとしたら「積極的にブロックして、Bloodrush Bellowsをプレイする」デッキになる。よい知らせとしては、fabはリスクをうまく操ったものに恩恵がもたらされるゲームであることだ。その昔、Rhinarは勝率がどのヒーローにも五分五分だった時代もあったが、今はそうではない。けれど、Rhinarとともに時間をすごそうというプレイヤーのみんなでRhinarの勝率5割にもどそう、そしてゲームに勝とう。

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まとめると言い訳しつつだいぶ割愛しても、まだ長くなってしまうが、
最後のあたりに熱いメッセージがこめられていると、残したくなってしまう。

でも、Rhinarは、遊んでいるととても頭使うし、その使い方も面白いので、ぜひお試しを、といいたい。
砂に計画を描こう!

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