見出し画像

flesh and blood : Dorinthea

(注 もともとはもっと長い記事だったが、紹介記事にしては冗長なので後半は別記事に切り離し 221115)

いちばん下の記事をとっかかりに(それだけだとわかりにくいもので)、主に自分用にまとめたもの。きっかけになった記事も昔なんで、自分のカード知識的にも「Tales of Aria前」とざっくりしておく。

fabにおける攻撃は
武器によるもの
attack action cardによるもの(カードひだり下に攻撃力記載あり)
のふたつ。
さらに、ダメージ源としては、Arcane damage(WizardのKanoのnon-attack actionや、RunebladeのViseaiのRunechant)もある。

そんななかで,
Welcome to Rathe(WtR)で登場したWarriorのDorintheaは、主に武器による攻撃を得意とする。Arcane damageの概念が登場する前。他のヒーローでは、attack action cardで攻撃して、武器攻撃は補助的な場合が多い(よう)。たとえば、NinjaのComboはattack action cardの連鎖によるもの。

ここで、Dorintheaの能力は
When your weapon attack hits, you may attack an additional time with that weapon this turn.
「あなたの武器による攻撃がヒットしたとき、このターンその武器で追加の攻撃をしてもよい」
ということで、うまくすると、同じ武器で2回攻撃できる。
これは、once per turn effectなんで、ターンにいちどきりの効果となる。

ポイントは、
あくまでヒットしたときに誘発(何枚もカード使われて完全にふせがれたらダメ)

2回目にいくためには、初回の武器攻撃に「go again」をつける必要がある
ということ。

以下の2H(両手持ち)の武器なら2回攻撃できる。
Crucible of WarやMonarchで1H(片手持ち)のWarrior用武器がでたということは、ヒットしてgo againがつけられれば、ではあるが、それぞれ2回で計4回ということに。

そして、おそらくはDorintheaとともに戦い始めて、はじめて持たせると思われる武器はDawnblade。

これはSwordで2H(両手持ち) 攻撃力3
攻撃にはリソースポイント1点必要
効果は
If Dawnblade hits, and it's the second time it has hit this turn, put a +1 counter on Dawnblade.
At the beginning of your end phase, if Dawnblade did not hit this turn, remove all +1 counters from Dawnblade.

「Dawnbladeがヒットしたとき、これがこのターンの2回目のヒットならDawnbladeに+1カウンターを1個置く」
「エンドフェーズの開始時に、このターンDawnbladeがヒットしていなければ、Dawnbladeのすべてのカウンターを取り除く」

2回ヒットするとカウンターがのり、ターンに1回でも攻撃がヒットしていればカウンターを維持できる。
逆に、初回の一振りを完全にブロックされると、2回目がないばかりか、カウンターもなくなる。
カウンターを維持できればいっそうヒットしやすい状況をつくりだせるはず。カウンターを維持できないとむずかしくなるのだろう。

そして、Dorintheaは、あまりattack action cardは使わずだが、武器の攻撃だけではさすがにこころもとない。ので、non-attack actionやattack reactionで補助していく。non-attack actionは、攻撃の前などにプレイしてその後の攻撃にBuffなど効果を付与する。

attack reactionは、攻撃と防御が決まって、そのあとのreaction phaseで発動させることができる。特に、Dorintheaのattack reactionでは能力語「Reprise」を持っているものが専売特許。

Reprise - If the defending hero has defended with a card from their hand this chain link, 〇〇〇.

「もし防御側のヒーローがこのchain linkで手札からのカードで防御したら・・・」
ということなので、RepriseなしでもBuffのあるものもあるが、相手が手札でブロックしてくれていたら、もっとボーナスがある、という感じになる。

手札でブロックしない→ヒットされる→Dawnblade2回ヒットでカウンターが乗ってもっと強くなる。
でも、手札でブロックするとRepriseがくる→そのBuffの分を予想して過剰にブロック→自分のターンの攻撃がひ弱になる
という、対戦相手としてはむずかしい状況が発生しそう。

というわけで、Dorintheaは、
Dawnbladeで1ターンに2回切り付けて
それぞれの攻撃にはRepriseをトッピングし、
継続的にDawnbladeを強化して、さらにきりつける
という戦い方かな、と。

Dorintheaはかわいいし(背景読むとちょっときをつけてほしいところはあるが)、使いたくなるプレイヤーも多いでしょう。
キホンは強そうなんで、武器のとり回しから覚えるのであれば、まずは使ってみるのがいいのかなと。

参考記事は下記だが、以前の記事の後半にあたる部分になり、別記事で後日アップしなおす予定。

DORINTHEA UNSHEATHED: PUNISHING WITH HIDDEN INFORMATION
by Roger Bodee
25th November 2021

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?