登校拒否

中学校時代1度だけ(だと思う)ずる休みをしたことがある。

この時の母親の対応は忘れたが、その後学校に行き続けました。この時思ったことは、休んだとしてその後どうする?でした。当時は自宅が工場だったので、休んでいたとしても常に家に人て、兄弟の嫌味もひどかったので、家にいても居心地悪く、2,3日で学校に行くことにしました。

その後大きくなって、(元)旦那と話したことで、「部屋があるから引きこもりが生まれる」と言われたとき、すごく納得したことを覚えています。中学時代、昼間家に母親だけで、一人っ子もしくは長女で自室があったら私も引きこもっていたかも。

その後子供が生まれ、娘は、2度ほど、学校に行きたくないと親に言いました。

1度目は小学校4年生で転校して1か月ほどたったころ。「学校に行きたくない」と親に言うのは、よほどの覚悟があったと思います。その日、私は学校には体調がよくないと伝え娘は休みました。翌日も休みたいといいました。その時「休むことは構わないし、学校に行きたくないならほかの選択肢はたくさんある。でも、先生には正直に理由を自分から言いなさい。」と言って、先生には夕方時間を作ってもらい、学校に娘を連れて面談しました。娘は、苦手な子に対応できずにいることを先生に伝えました。私はその時、できる限り娘に話させるようにしたつもりです。自分から率先して話をする子ではなく、周りをみて話し始める子です。自分から話すのは嫌だっと思います。私からは、環境の変化、特に同級生の態度の違い(いい意味でも悪い意味でも、田舎の子は態度が正直)、に戸惑っていることを補足して話したと思います。翌日とりあえず学校に行ってみて、いやだったら休めばいいからよということで学校に行ったら、その後、仲の良い友達ができて、休まず小学校を卒業しました。

先生はもちろんきにかけてくれたでしょう。何より娘が引っ越してきてから、自分の気持ちを私以外の大人に話すことができてたのが大きかったのかな?と思いたいですが、娘は、先生にはなすという嫌なことを無理やりさせる親は自分を守ってくれないと思ってしまったかも。

2度目は中学に入って間もなく。小学校の同級生がほぼ同じ中学校に行くという環境でしたが、ちょっと乱暴な男子生徒の標的になったようです。机の上のものを勝手に取られて投げられる。わざと消しゴムなど当てられる。露骨な態度で嫌味を言われる。などなど…。当時一緒の部屋で寝ていたので、布団に入りながらいろいろな会話をしました。どちらかというと私の考えを一方的に話していることが多かったかも。その時私が話したのは、

・長い人生のたった3年間、嫌いな子に負けてに自分の環境を変えて過ごすのって悔しくない?(プライドの高い子なのであえて負けてとか悔しいという言葉を使いました)

・高校に行ったらその子たちと付き必要はなくなるし、高校である程度学力がわかれるから、自分に合った友達がもっとできる。

・そのためにも勉強をきちんとして自分の武器にしなさい。勉強ができるようになると、よくも悪くも人は寄ってくるよ。

幸いにも、娘は仲のよい友達がクラスは違えどいて、部活は楽しく朝練、昼練があり、教室以外は楽しく過ごせたし、本読みだったので休み時間は本を読んでいればボッチでも平気だったので、その後学校を休むことなく中学卒業できました。

なんか成功談のような書き方になっていますが、その後の娘とは仲は良くありません。私が行ったので結局頑張れ!ということで、娘にとっては嫌だと思うことをやらせる親には何を言っても無駄と思っているようです。また生活態度もよい親では全くないので、娘と仲良くなるというかわかりあえていると思えるよう話すことは諦めました。今自分ですべてできるように思っている高校生の娘です。彼女自身で勝ち取ってきたものがたくさんあります。これからもいろいろな困難があっても乗り越えていってもらいたいと思うし、乗り越えられるよう少しずつ負荷を大きくして育てたつもりです。今の時間を大切に乗り越えていってほしいと願います。