【春遠からじ】
早朝。
ドアの外は冷たさを通り越した
キレッキレの空間が漂う。
きっと、かまいたちがいるのだろう。

冬はまだ終わらないのか。

つい、この間まで
夜と間違えていたほどの
闇と静けさは

薄明かりと鳥の鳴き声に
変わっていた。

光と音は少しずつ、春を告げていた。
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