時代が『AKIRA』に追いついた

 

 こんにちは、 ナカちゃんです。

 久しぶりに記事を書いています。

新学期が始まって、新しいことをしよう!と思いたち、

 「定時退勤」からの「ランニング」

 始まって4日目ですが、いつまで続くか?

 パソコンに向かうこともなく、マンガばっかり読んでました。

で、今日は  『AKIRA』の話。

 

 なぜ、今になって全巻購入し、読み出したか?ということなのですが、

きっかけは、文春の記事でした。

 東京オリンピックの開会式 例の没案に『AKIRA』の金田バイクが

 出てくるというのを知りました。

 絵コンテを見たのですが、すごくカッコイイ。

 検索してみると、こんなのを見つけてしまいまして。

もう、すごいよ。

1982年の連載開始、1988年の映画公開。信じられないクオリティー。

 その当時、私は、10歳そこそこだったので、

「世界的にも有名なマンガ」くらいにしか認識していませんでした。

 先生になってから、英語の教科書に「外国で(特にフランス)人気の

 あるマンガ」として取り上げられているのを、

解説書くらいの認識で教えておりました。

 気にすることもなく、長年スルーしてきたマンガではありました。

 が!!!

 『シン・エヴァンゲリオン劇場版』で、エヴァが終わってしまい

 そのロスで弱っていた時に、

 目の前に現れたのが『AKIRA』だったのです。


映画のティーザーを見て、すぐにコミックス全巻を購入。

 「すごい、すごい! めっちゃ 面白い!」

 時間を忘れて、読みふけりました。

 今に続く、ジャパニーズマンガ、アニメのボスみたいなものなのですね。

 2020年の東京、しかもオリンピックを題材にしていること、

未来を予言していたのではないか、と思わせるストーリー。

どれをとっても、一級品です。

 子どもだったときは、「絵が怖い」とか「わけがわからん」と

 感じていたものを、こんなにも「面白い」と感じた自分に驚きました。

 小説や本の世界と同じように、

 「名作」と呼ばれるマンガやアニメが、もっと注目されて、

 観てもらえる機会が増えたらいいのにな、と思います。

 今の中学生でも、エヴァンゲリオンが好き!という子が相当います。

 放送開始から25年たった今でも、

 テレビシリーズから見返すことができたり、

 映画版をたびたびテレビやネットで観ることができるからこそ、

 新しいファンを獲得できるのだと思います。

 『AKIRA』も、その当時リアタイのファンだけではなく、

 今の若い人たちを惹きつける強烈な魅力があります。

 2021年の今、

 ジャパニーズアニメ、ジャパニーズマンガの

 神髄であるこの作品 『AKIRA』が、

 再び脚光を浴びる、

 その時が来たぜ!と

 私はひそかにほくそ笑んでいるのです。


 

 


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