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脱プラスチックの救世主?!バイオマスプラスチックとは🛍


初めに

今日から更に寒さがます東京。
皆様いかがお過ごしでしょうか❄️

昨日(日曜)は、銀座に家族で出かけた際に有楽町マルイの6階にある「エシカルな暮らしLAB」というエシカル商品を集めたセレクトショップにたちよりました。


地球環境や、私たちの暮らしに優しい商品が揃っていてとても楽しい空間でした✨

さて、そこで大きく取り上げられていたのはやはり「脱プラスチック」商品。ペットボトルで作られた靴やアクセサリー、工場で出るプラスチックカバーで作られたバッグなど、本当にたくさんの種類がありました。

環境問題の中でもとりわけ身近で人体にも大きな影響のある問題です。

本日は、そんな脱プラスチック生活に役立てるプチ知識をお届けします✨

バイオマスプラスチックとは??


数年前からしきりに聞くようになったバイオマスプラスチック。一体どんなものなのか、ご存じでしょうか💁‍♂️

バイオマスプラスチックとは、トウモロコシやサトウキビなどかとれる植物由来の原料(バイオマス)からつくられるプラスチックのこと💡

バイオマス100%で作られる「全面的バイオマスプラスチック」と、石油由来のプラスチックと混ぜて作る「部分的バイオマスプラスチック」があります🌱

ではなぜこのバイオマスプラスチックが、脱プラスチックの救世主だと呼ばれるのか???

一言で言うと、プラスチックの便利な特性は残したまま、バイオマスプラスチックのほうが石油由来のプラスチックより環境負荷が少ないから💡

もう少し細かく言うと、「使用後、焼却廃棄時に発生する二酸化炭素量」と「原料である植物がその成長過程で吸収した二酸化炭素量」は同量であることから、廃棄処理しても大気中の二酸化炭素濃度に悪影響を及ぼさない(カーボンニュートラル)と考えられています👍

また、プラスチック製造のための石油使用も大幅に抑えられるため、枯渇している化石資源消費を減らすことにも貢献できます。🙆

バイオマスプラスチックのデメリット

ただし、バイオ原料が10%でもバイオプラスチックと認められていたりする現状や、バイオマスプラスチックでありながら原料が生分解性されない成分も存在するなど、バイオマスプラスチックにもデメリットはあります。

また、ビジネス的な観点からも、価格が通常プラスチックの1.5倍もするため買い手だけでなく売り手にとっても負担は大きめ。
発展途上の分野であることも事実です。


バイオマスプラスチックの日常の取り入れ方

前述のように、まだまだ発展途上で問題点もあるとはいえ、闇雲にプラスチックを生産・消費し続けるよりは確実に環境問題へのアプローチにもなるバイオマスプラスチック。

私のお店でも、お米(非食用)由来の国産バイオマスプラスチック(ライスレジン)から作られた食器🥣やおもちゃ🪀を取り扱っています。



食用に適さない古米、米菓メーカーなどで発生する破砕米など、 飼料としても処理されず、廃棄されてしまうお米を、 新しいテクノロジーでプラスチックへとアップサイクルされた商品♻️✨✨

ほのかにお米を感じる優しい手触りです。

完璧ではなくても、一歩ずつ前へ。

今日は脱プラの動きの一つ、バイオマスプラスチックについて書かせていただきました。

なかなか終わりが見えない環境問題だからこそ、無理なく日常に取り入れられるところから取り組んでいこうと思います。

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