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チューリップインハーモニー

幼稚園に入る前、
親の歌ってくれた童謡と、
車のカセットテープで聞く童謡と
テレビから流れてくる音楽、、、
それから風邪の音、水の音、人の声や動物の声、
それが私の中の音楽の全てだった。

幼稚園に入ってからは
幼稚園で習った歌が加わった。
そしてピアノ教室に通い始めた。

小学校に入ってからは
音楽の授業で器楽隊、ハーモニカや市の合唱隊。
音楽がついていれば、何でもやってみたかった。

中学校からは吹奏楽部。
これもただただ音楽が好きだったから入った。
狙いは、オーボエ。

進路を決める時、
自分のスキルが人のためになった時に仕事が成立する
としたら自分にとって何が一番可能性が高いだろうと考え、
音楽以外は頑張れない気がした。
親の学歴コンプレックスも手伝って、
大学に行かなければならないなら音楽に決めた。


音楽高校に通う様になってから、
私の愛するバッハが、「ちょっとうるさい音楽」
という風に表現した父の言葉をちょっと残念に思った。
演歌や歌謡曲しか見たり聞いたりしない親を見て
クラシック音楽が
他のジャンルの音楽と同じように
親しまれる日が来てくれたらいいと思っていた。

大学生になってヨーロッパで通った学校で、
小学生からオペラを聴きに行く遠足があったり
自分の未知さ加減を毎日知らされながら、
クラシック音楽の伝統は、
継承すべきものとして学ばされた。

そしてオーケストラの仕事をする様になった時から、
ひたすら求められることを
または求められた以上のものを提供できる様にと、
常に心がけてきた。

学校で学んだことが全てではないけれど、
それでも実際まだまだ使い切っていない。

そしてその後、
どこにも属さないフリーランスになって、
仕事は自分で作って自分でこなすと決めた。

学校で学んだことの他にも、
さらに学んでみたかったことを
勉強してみようと思えるようになった。

そして教える仕事は
出産後に子供の成長と共に増え、
また昔思い描いた、
「音楽を日常に楽しめるものにしたい」
という夢を思い出した。

もうただただ、目の前に音楽があるからそれを体験する。

それが私の一番自然な事。

2011年の東日本大震災の支援コンサートから
続いているチャリティーコンサート活動。
今年もNPO「チューリップインハーモニー」
が、シーズンオープンした。
私の子供の頃からの「あったらいいな」
が全て叶う団体。

「音楽を通じて何か人のためになることができれば、、、」

という思いで、
私の他にも一緒に作りたいと思ってくれる人たちが
今年もこんなに集まってくれた。
ありがとう!!!

仲間がいるということは、本当に素晴らしい!
11−12-2023







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