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オンライン日本語教師、迷っている人へ

どこかのオンライン日本語スクールに雇ってもらわなくてもプラットフォームを使って自分でオンライン日本語教師をすることができると知ってからのわたしの行動は本当に素早かったです。(自分で言うのもなんですが・・・。)

もともとわたしは思い立ったら即行動なタイプなのです。(大阪弁で「いらち」と言われるかもしれないけれど、せっかちで悩んでいる時間がもったいないと思ってしまう・・。)

でも、そんなわたしにも始める前の疑問や悩みやモヤモヤはありました。

今日はそのことについてシェアしたいと思います。

少しでもオンライン日本語教師をやってみたいけれどなかなか踏み出せない人の参考になったらいいな。


①プロフィールビデオめんどくさい問題

italkiやpreplyでは日本語の先生として登録するためにプロフィールビデオを載せなくてはいけません。(cafetalkはプロフィールビデオが要らないようです。)

最初はえーめんどくさ。。と思ったけど、cafetalkはレッスン料の相場が安そうであまり気が進まなかったのと、

逆にプロフィールは他の人との差別化を図ることができるのでは!?と思いなおすことにしました。

わたしはフリーランスでフォトグラファーをしていますが、動画編集などはいっさいできません。

Vrew(https://vrew.voyagerx.com/ja/)というアプリが動画編集に便利なようだったので自分で動画を撮って編集にトライしようかと思いましたが、

難しそう&自信がない&時間もったいない・・・←ひとことで言うと「めんどくさい」に尽きる

やっぱり「餅は餅屋に・・・」ということで動画クリエイターの方にお願いしました。

わたしが以前写真撮影させてもらったお子様やご家族が数組その方に動画を撮ってもらっていて、Instagramに載せていたのがすごく素敵だったのでお願いしてみたいなと思い、DMを送って家の近くの公園まで来てもらい、撮影&動画編集(テロップと音楽を入れてもらう)をしてもらいました。

それで10,000円+交通費でした。

この動画クリエイターさん、いつもはわたしのように子どもや家族を撮影されることも多いようなので、

共通の話題があったり共通のお客さんがいたりしてとても話しやすかったのと、人柄も本当に素敵で、彼のおかげでわたしはかなりリラックスして撮影してもらうことができました。

そして何と言っても「ビデオが良かったらレッスンを予約した」と言ってくれる生徒さんがたくさんいて、

10,000円+交通費は安すぎる出費だったと思っています。


②とにかくどんな流れかよくわからん問題

始めるって言っても一体どうやって?調べなければいけないことはいろいろありますがitalkiとpreplyに関しては比較的youtubeやブログなどでシェアしてくださっている方が多く、だいたいのことは事前に調べることができます。それから自分が生徒としてitalkiのレッスンを受けてみたことで流れはわかりました。

調べてもわからなかったことはitalkiのapproval callのときに質問の時間がありますので、そのときに質問して解決しました。日本語のapproval callがあってよかったです!

わたしが確認したのはitalkiでのレッスンツールについて。

skypeが多いということをどこかで見かけたのですが、生徒さんとskypeでやりとりするということになると自分のskypeに生徒さんの連絡先が増えていくことになります。1回限りになってしまう生徒さんもいるであろうに・・・。

もしたくさん生徒さんがいたら毎回その中から探すのが面倒くさそう・・と思ったのでわたしはレッスンツールとして

・skype

・zoom

・italki classroom

の3つを使うことにしました。生徒さんはレッスンのブッキングのときにこのツールも選択します。

skypeを選択した場合は生徒さんのIDが表示されるのでレッスンの前にskypeで入力して検索してコンタクトします。

zoomとitalkiclassroomを選択した場合は自分の予定されているレッスンページに下のようなボタンが現れます。

zoomの場合↓

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italki classroomの場合↓

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時間になったらここを押すだけです。(zoomのアカウント情報はあらかじめ登録済み)

preplyは基本的にはpreply crass roomを使うので時間になったらitalkiと同じように「レッスンに参加」というところを押してレッスンに入るだけです。


③教案ストックない問題

オンラインで教えるって言ったって何を教えよう?と思うかもしれないけれど、好きなことを教えればいいのです。

日本語教師のコミュニティのオンライン交流会に参加したときのこと、とある方が

「italkiに登録したいと思っているけど、教案のストックがないからまずはある程度つくってからじゃないと。」と言っていました。

でもわたしはなんのストックもなしにオンラインで教え始めました。

最初は初級文法と会話のレッスンを設けたのですが、なぜか会話のレッスンばかり予約が入りました。なので会話をしながら質問に答えたり、表現を教えたりといったかんじなので特に準備は必要ありません。

会話のレッスンだけを提供している先生方もたくさんいます。

ストックがないからと言って立ち止まっていたら時間がもったいないと思います。

どんな生徒さんが申し込んでくるのかなんてやってみなければわからないし、自分にはできないと思ったら断ることもひとつの手だと思います。

なんでもやってしまうと手がまわらなくなるとおもうので現にわたしはキッズレッスンの問い合わせがあっても断るようにしています。

(でもはからずして1回だけキッズレッスンの経験が・・・。これについてはまた今度シェアします!)

今は生徒さんのニーズやレベルに合わせて会話のクラスの他、初級文法や中級の人のレッスン(読解やロールプレイなど)もしています。

本当に実際にやってみなければわからないことだらけだし「失うものは何もない」のだから、気になっている人はとにかく始めてみるとよいと思います。


④相談する人いない問題

養成講座のときの友達はいますが、日本語学校で働いていたり、ボランティアをしていたり・・というかんじでわたしの周りにはオンラインで教えている友達がいません。でもオンラインで教えているからこそオンラインのつながりがあります。

今は日本語教師のためのオンラインコミュニティ「あいうえお」さんにお世話になっています。情報共有や授業見学会など内容もりだくさんで気軽に質問できる場があり、月額1000円ほどでメンバーになれます。

フォトグラファーもやりつつ、子育てもありつつでなかなかオンラインの勉強会にリアルタイムで参加することは難しいわたしですが、

授業見学会などは録画をシェアしてくださっているので時間のあるときに見て勉強することもできますし、悩みがあったときに相談できる人がいるというのが本当に心強いなと思っています。

授業見学会で授業を見せてくださる先生方には感謝しかありません。こういったオンラインコミュニティを利用してみるのもひとつの手かなと思います。



はじめの一歩、踏み出せそうですか?


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