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源氏山から鎌倉 散歩〜Kamakura 4

鎌倉地元人の気ままな散歩道のご紹介。続きです。前半は↑です。

源氏山の上には葛原丘神社があります。
最近は縁結びのご利益で人気がありますが、私には龍神様にご挨拶する場所です。

杓は取り除かれています

龍好きな私は、ここの神社と江ノ島の龍神様にもご挨拶に行くことがあります。
私の印象ですが、江ノ島の龍神様は荒々しく、こちらは静かです。

静かな本殿

池には立派な亀。こちらも縁起よいです。

昨年はおりましたが今年は隠れているかも。。。

ここは後醍醐(ごだいご)天皇の忠臣で非業の死を遂げた日野俊基(ひのとしもと)卿をお祀りする神社。近くに日野氏の最後の場所があります。

鎌倉は古都である故、悲劇の地が至る所にあり、私たちはそこを平和に歩いております。
時には、ふざけてはならないと感じる場所があり、私は頭を下げ無心で通り過ぎるか、近寄りません。神社は礼を持ってお詣りさせて頂きます。

葛原丘神社はこちらに詳細があります。


神社から北鎌倉に向かって山を歩きます。上り下りの多い山道。足の早い人は20分?。私はゆっくり人に追い越されながらおります。

山間に見える民家の屋根
女性は手を添えてエイっ!と上がらないと難しい
1m以上の段差の上り下りが何回も続きます
民家がお店になったようです。もう麓です。
北鎌倉に下りました
山と山の間に住む鎌倉人 岩山がすぐ横に
道標の前で考え、歩きだす人を見るのが好きです

建長寺方向から鶴ヶ丘八幡宮へ行く道は平地で見所があり、人が多いため、静かな亀ケ谷切り通し、北条泰時が作った道を行きます(放映中の大河ドラマで義時が抱っこしている赤ちゃんが泰時です)

上り口案内が出来た!以前はうっかり通り過ぎることもありました。
どちらへ行くか・・・左です
千と千尋の神隠し的な。車は入ってはなりませぬ
鎌倉にある7つの切り通しの中では穏やかな坂道
山には防空壕跡や祠が残っていることもあります
横須賀線の下をくぐって・・・
化粧坂の上り口。ここから源氏山に向かうことも

鎌倉は線路の東側が小町通り、八幡様、頼朝公の墓、竹寺の報国寺、杉本観音寺、鎌倉幕府跡、そして瑞泉寺方面。
西側は大仏、長谷観音、山方向に銭洗弁天、佐助稲荷、源氏山、そして北鎌倉へ。
狭い町とは言え、徒歩と江ノ電を合わせても一度では周りきれません。

和服の二人。庭が落ち着く海蔵寺でも行くのかな
寺の近くで待機する人力車

鎌倉駅西口を通りすぎました。人が多く撮影は断念。これから自宅方面に。

駅に向かう俥屋さん。坂の多い鎌倉で俥を引く!大したものです
鎌倉駅西側はトンネルが4つ続きます。山間に家がある鎌倉ではトンネルは当たり前になります。


偶然住み始めた鎌倉を歩くのが好きです。
ここは我が故郷北海道には無い、
日本の武者の歴史が確かにあったと感じます。
戦う宿命を負った侍たちの鎮魂がなされ、
山、谷、海を備える坂東の古都。
ほんの一部の散歩道でした。
ご訪問ありがとうございました。

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