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別フレームで身体をみる!アーユルヴェーダとの出会い

夫から見れば「妻」
子供達から見れば「ママ」
職場の人から見れば「仕事仲間」
ママ友から見れば「〇〇ちゃんのママ」

全て私に変わりないのだけれど、
私をどの切り口で見るか、
どのフレームで見るかによって、
周りからの印象や評価も変わります。
相対的に長所短所まで違ってくる。
日々色んなレッテルを貼られますが、それぞれから俯瞰的に自分をみると気楽になれる気がします。

私はアーユルヴェーダに出会ったことで今までとは別の切り口で自分の身体をみれるようになりました。

自分の病気や不調の概念まで変わってきました。
西洋医学と、アーユルヴェーダ両方から自分の体を俯瞰的に観察することができるようになりました。

今日は私の価値観を広げてくれたアーユルヴェーダに出会ってからの変化と、初めて受けたアーユルヴェーダのドクターコンサルの内容を書きたいと思います。

まず簡単にアーユルヴェーダとは

アーユルヴェーダはインド発祥の伝統医療で、一人一人の体質をよく観察し、瞑想やヨガ、オイルマッサージ、呼吸法、食事などで、病気を予防し、心と体の健康を保つことを目的としています。

誰一人として同じ体質の人はいないとし、同じ症状、同じ病気の人でもアプローチが変わります。例えば頭痛に対しても、身体を冷やした方がいい人、温めた方がいい人がいます。

体質はヴァータ、ピッタ、カパの3要素のバランスで生まれつき決まっているのですが、体質の話をすると長くなる&勉強不足で間違ったこといいそうなので、今日は控えておきます。


アーユルヴェーダを取り入れてからの変化

私は3年前に全身性エリテマトーデス(SLE)を発症しました。
原因不明の難病で、対処療法以外の明確な治療方法は確率されていない。
不治の病とされています。
ただこれは西洋医学ではの話。

アーユルヴェーダでは病気や不調の原因を西洋医学とは別フレームで掘り下げ、アプローチをしていきます。具体的には、体質のエネルギーバランスをみて、それに合わせた食事、ハーブ、体調を崩しやすい環境を割り出していきます。

不調や病気は、体質に合わない食事や環境により、本来のエネルギーバランスが崩れているために起こるとされています。

なので根本的な不調や病気を取り除くのではなく、本来のエネルギーバランスの乱れを、食事やハーブ、環境などでコントロールをしていくようなイメージです。

アーユルヴェーダの考え方を生活に取り入れてから、検診の数値は参考程度に、自分で自分の体をコントロールすることが少しずつできるよういなってきました。

今まで西洋医学的な数値、それによる薬の増減に一喜一憂してメンタル不全に陥っていたので、精神的にも楽になりました。

薬でしかコントロールできないと思っていた自分の体を
自分でコントロールできるようになったのはかなり大きな変化です。

徹底的に人を見るアーユルヴェーダドクターコンサル

2週間前、初めてインド人アーユルヴェーダドクターのコンサルを受けました。
1時間以上かけてみっちりめの問診と、丁寧な日常生活のアドバイス。


問診内容はざっくりこんな感じ、、、
・普段の食事内容、食事時間、食欲
・睡眠時間、寝起き寝つきの良さ、よく見る夢
・SLEに付随する症状
 (紫外線過敏症、関節痛、頭痛、疲れやすさなど)
・SLE発症時の生活、症状
・生理
・体重の増減
・子供の時の体調
などなど
自分の体のことをこんなに人に話したのは初めて。

ドクターからのアドバイス一部こんな感じ、、、
・生野菜を減らす(冷えが頭痛関節数の原因となる)
・大豆製品を減らす(消化力が低くエストロゲン値の高い私は、ホルモン過剰となる)
・身体の深部は温め、表面は冷やす(紫外線に弱いため、表面温度が上がりやすい)
・激しい運動より、毎日少量の運動を行う(これはなかなか難しい)
などなど
こちらも1時間以上かけて、具体的な調理法、瞑想法などを教えていただきました。今はアドバイスに基づいてデトックス中です。


別フレームで自分を見る

自分の身体をアーユルヴェーダという別フレームで見はじめてから、自分の体調、病気に対しての捉え方に変化がありました。
自分で自分をコントロールしている感覚があります。

身体に限らず何か一つのフレームの中で生きづらくなったら、別フレームでのぞいてみると案外気楽になれる部分があるのではないかなと。
アーユルヴェーダは奥が深すぎなので、まだまだ学んでいきたいと思います。近々インドかスリランカのアーユルヴェーダの旅にも出たいな💆‍♀️

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