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day211 格納式オフィス完成と、生きるための終活。

昨日、事務所から運び出してきた荷物。今日はコイツらを片づけつつ、昨日思いついた構想を実行するべく朝から動いていた。

クローゼットの中にあった収納の横板を外して、背の高いふたつの棚に。それらを横向きに回転させて、その間に机を置いた。

棚の中のモノを見渡せば、使っていないモノたちに出会う。アイロン、鞄、プロジェクターなどまだまだ使えるどころか殆ど使っていなかった綺麗なモノたち。
メルカリならぬ、なおカリとしてSNSで欲しい人を募る。

本は、読み返したいもの以外は売りに出すことにしている。わたしの手元で読まれずに死ぬくらいなら、誰かが読んでくれるほうが遥かにしあわせだと思っている。
そしてわたし自身は、なるべくなら初版の新品を買いたい派。

そんな感じで、手放すモノ、捨てるモノ、残すモノを選びながら、朝から夕方まで旦那さんを巻き込んで作業をした。
お陰で部屋中にあったモノたちは所定の場所ができてそれぞれに格納された。

そしてクローゼットの中にはわたしの小さなオフィスが完成したのだった。写真はない。

クローゼットの広さは約1.5畳ほど。机に向かうときははみ出すが、椅子を仕舞い込めば、扉が閉まってオフィスは完全に見えなくなる。
美しい。我ながら非常に美しいオフィスの仕組みだ!

まだまだ片づけきれていないモノたちが、オフィスの中でわちゃわちゃしている。それでもリビング部分がだいぶスッキリしたことだけでも今日はかなりの成果である。
クローゼットの扉を閉めてしまえば、そんなわちゃわちゃも一瞬で消える。いや、明日また対峙するのだけれども。

改めて、終活についてぼんやり考える。
終活と聞くと、ご老人のするイメージなのだけれど、アラフィフくらいである程度始めておくのが理想的なのではないかと思っている。
死ぬための支度ではない。この先の人生をより軽やかに楽しく生きるための、ポジティブな終活だ。

過去の思い出に執着するのではなく、残りの人生で何を見て何を体験したいかを、常に意識すること。そのために、過去の思い出は最小限に留めておいて、残された人生を楽しむための余白をつくる。
楽しもう。旅に出よう。生きることをちゃんとやり切ろう。そのための終活だ。

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