インタビューは難しい、でもやっぱり面白い!
今日やっと、マーブルスクールのインタビュー講座の課題を提出できました!講座で聞いた内容を実践してみることで、多くの気づきがありました。
いしかわゆきさん(@milkprincess17 )によるインタビュー講座の取材編と執筆編を振り返りながら、課題に取り組んでみて感じたこと、気づいたことを書きました。
ここまでするのかと驚いた事前準備と細かな配慮
取材前に確認しなくてはならないことが、あまりにも多くて驚きでした。
取材場所は、メディア側が用意してくれるものだと勝手に思っていたけれど、ライターが手配するケースもあります。写真撮影や録音することを考慮して場所を選ばなくてはいけません。
カメラマンやヘアメイクの手配もそう。日頃からカメラマンとのつながりをつくっておく、または自分で撮影できるようにしておくとよいそうです。
ここまで気にするのかと感心したのが「水」の準備。レンタルスペースで取材する場合は、ライターが用意。さらにラベルを剥がしておきます。こんな細かいところまで気をつけるんですね。
取材当日、質問案を印刷するのか、パソコンを見ながらなのか、相手に合わせて判断します(特に年配の方が取材対象の場合、紙の方がよかったりする)。
著書がある方の場合は、付箋をいっぱいつけた本を持参して、あえてテーブルの上に置いてアピールすることもあるのだとか!取材前から好印象を持ってもらえるのは大事ですよね。
いざインタビューしてみると、さんざんな結果に…
取材中のマインドや気をつけるべきポイントを教えてもらい、実際に受講生同士でインタビューしてみました。簡単ではないとわかってはいたけれど、想像以上でしたね。
まずは相づち。
・自分が思っている1.5倍くらい大きめのリアクションで。
・相づちのバリエーションを持っておいて、単調にならないように。
講座で聞いた時点では、気をつけようって思ったんです!
が、しかし…
インタビュー音声を聞き返してみると、「そうなんですね」の連発。
声もテンションも低めだし、言葉が不明瞭で、相づちだか質問だかよくわからないときもあって、まぁ、ひどい内容でした(泣)
他にも取材中のポイントとして
・一問一答にならない。相手の答えに対して深掘りする
・用意してきた質問をすべて聞くことをゴールにしない
・絶対に聞くべき質問、個人的に聞きたい質問の優先順位をつける
インタビュー前は意識していたつもりでしたが、いざ始まると、緊張してしまい、頭からすべて吹っ飛んでいました。終わってから「あそこをもっと深掘りすべきだった」「これも聞いておけばよかった」と悔やむことばかり…
頭でわかっていても、実践するとまったく思うようにはならないことを痛感したのでした。
執筆の前に構成案を考える
取材が終わったら、まずは音声データの文字起こし。今回の課題で初めて、書き起こしアプリというものを使ってみました。私が使ったのは「CLOVA Note」です。話し手の区別もほとんど問題なくできていて感動でした!
書き起こしができたら、構成案をつくります。
ゆぴさんは、書き起こしから要約を作り、テーマに合っているか、どれをメインにするかを決めて、並び替えや切り貼りをするそうです。
そのときに便利なのが「付箋」
意外なアイテムの登場だったけど、確かに並び替えが自由自在だし、見た目にわかりやすいから頭の中を整理できますね。
要約がそのまま見出しになって、見出しの下に2個くらいエピソードを入れれば、構成案が完成!
って、書くのは簡単だけど、私は、課題の構成案をつくるのに3日くらいかかりました(ちなみにゆぴさんは、30分〜1時間くらいでつくるらしい)
この時点で、一度、編集者にチェックしてもらうと、大幅な手直しを避けられるとのこと。こまめに認識合わせをしておく重要性は、どんな仕事にも通じることだなと感じました。
書き始めたら、また問題発生
とにかくできるだけ早く、取材の鮮度が落ちないうちに書き始めようというアドバイスのもと、構成案ができたら、すぐに執筆に取りかかりました。
(すでに、構成案作成に時間かかり過ぎているのは置いといて)
音声を聞いた時点で、深掘りができていないことには気づいていたけれど、書き始めてみると、それが具体的になってきました。このままでは書けないと思い、インタビュイーの方に追加質問をさせていただきました。
すると、発言の内容を取り違えていたことが判明!それをメインに書こうとしていたので、危うく大事故になるところでした(汗)自分の聞く力のなさに愕然としました。
どうにか初稿を提出できましたが、ゆぴさんから、山のような愛の赤入れが返ってくるのを覚悟しながら待っています。
最後に
書く以前の段階からつまずきっぱなしで、正直かなり落ち込みました。
私はかなりの「緊張しい」だし、とっさの対応力に乏しいことも自覚しています。性格的には、インタビューライターには向いていないのかもしれません。
でも、実際にやってみて、やっぱり面白いと思いました。
今は想像しただけで、足がすくみそうになるくらい緊張も不安もあるけれど、仕事にできたらいいな、いや、仕事にしたい!と改めて思ったのでした。
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