「苦手」から「使わない手はない」へ意識が変わったSNS講座
SNS、特にX（旧Twitter）に対して、強い苦手意識がありました。だから、ずっと見る専門でした。
マーブルスクールに入ったのを機に、ついにXを投稿する側になりましたが、長年の苦手意識はそう簡単にはなくなりません。
そんな中、マーブルスクール3期の講座が始まりました。第1回目は、卯月りんさんによるSNS講座です。
りんさんは、会社員時代から大好きな日本酒についての発信を開始。現在は、フリーのSNS・PRプランナーとして、日本酒のコミュニティ運営や企業広報、おいしいお店の情報発信など幅広く活動されています。
「好きを仕事に」するためにSNSをどのように活用されたのか、その秘訣を教えていただきました。
初心者の私にとっては、目から鱗が何枚剥がれ落ちても足りないくらいでした（汗）特に基本的なところで刺さるポイントがたくさんありましたので、まとめてみました。
仕事を頼んで大丈夫だと思ってもらえるアカウントにするために
まず、SNSを使う目的を考えます。りんさんが挙げてくださったのは以下の３つでした。
仕事をとりたい
価値観の合う知り合いをつくりたい
自分を知ってもらいたい・応援されたい
SNSから仕事につなげるためには、仕事を頼んでも大丈夫そうなアカウントだと相手に思ってもらわないといけません。そのために必要なのが、プロフィール精査です。
アイコンはできれば顔写真。顔出ししたくないなら、イラストレーターに頼んだ似顔絵、または顔が隠れている写真に。
初心者、勉強中といったワードは使わない。
プラスになりそうな業務経験は書いておく。
一番痛いところを突かれたなと感じたのは「初心者、勉強中といったワードを使わない」ことです。
まさに今、マーブルスクールで勉強中だし、ライターと名乗るのはおこがましいから、初心者とか勉強中とかつけたくなります。
でも、それは自分の都合だし、言い訳でしかありません。そんな人に仕事をお願いしたくはないですよね。
仕事を依頼する側の視点が、自分にはまったくなかったことに気づかされました。
ターゲット＝仲良くなりたい人
SNSに何を投稿すればよいのかわからないという悩み、ありますよね。
投稿内容を考える際には、「どんな人に見てもらいたいのか、ターゲットを決める必要がある」と、これまで何度も聞いたことはありましたが、いまいちピンときていませんでした。
講師のりんさんの言い換えが秀逸でした！
ターゲット＝仲良くなりたい人、一緒にお仕事してみたい人
たとえば
自分の好きなテーマで発信している人
自分と同じ段階にいそうなライターやクリエイター
ターゲットと言われるよりも、より具体的なイメージが湧いてきました。
仲良くなりたい人、好きな人たちに役立ちそうな情報を発信するんだと考えると、目的もはっきりしてきます。
スクールや本で学んだこと、子どもと過ごす時間の中で得た気づきなど、私にも伝えられることが日常生活の中に見つけられそうです。
りんさんのお話では、興味があるイベントに参加して、そのイベントレポートを書くと、主催者にも喜ばれて、さらに仕事につながるケースもあるとのことでした。
続けるために無理はしない
さぁ、これから投稿するぞと意気込んでも、有益な情報を定期的に発信しなくてはと考えると、途端に気が重くなります。苦手なことに向かうときの壁は、何重にも立ちはだかりますよね。
ここでまた、りんさんの言葉に救われました。
自分が疲れない発信スタイルを見つける
有益情報を出すのが苦じゃない人は1日3回投稿すればいいし、
ちょっとしんどい人は週に3回でもOK
Xの場合、「1日10回はツイートせよ」なんて話を聞いたことがあります。たとえ最初は頑張って1日10回投稿したとしても、絶対に続きません。息切れして投稿がストップするのが目に見えています。
でも、週に3回でもいいと言われると、ハードルがものすごく下がります。
このくらいのペースなら、続けられる気がしてきました。
「他の人がこうやっているから」ではなく、自分が気楽に無理なくできる方法を見つけるつもりでやっていこうと思いました。
投稿内容を考える時間がない人は、週末など時間が取れる日にSNSの時間をつくって、投稿をストックするといいそうですよ！
講座を受けての気づきと感想
プロフィールを考えるところで、自分のテーマをわかりやすい言葉で書き出してみるワークがありました。
講座中には、なかなかキーワードが出てこなかったのですが、その後も思いつくたびに書き出しているうちに、だんだんと自分がやりたいことが見えてきました。
書くことで、自分と同じように生き方や子育てに悩んでいる人、どんなときも自分に力を与え続けてくれるエンタメを応援したい
その思いをプロフィールにも入れてみました。
これからマーブルスクールの講座を受けていく過程で、またやりたいことが変わってくるかもしれません。その都度、プロフィールにも反映して、自分の思いを伝えていく場にしたいと思います。
講座を受ける前は、苦手意識と抵抗感しかなかったSNSですが、自分の好きや憧れとつながる可能性を秘めたツールなのだと見方が180度変わりました。
もっと気楽に、出会いを楽しみながら付き合っていくことにします。