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人材の育成・確保に向けた「ふるさと教育」(枝幸町)

 北海道宗谷総合振興局です。

 令和4年11月、鈴木知事は宗谷管内枝幸町にある「オホーツクミュージアムえさし」を訪問しました。

 今回は、地域の歴史・自然を展示するこの施設と、人材の育成・確保に向けて枝幸町で行っている「ふるさと教育」推進プロジェクトについて紹介します。


「オホーツクミュージアムえさし」について

 「オホーツクミュージアムえさし」は、枝幸町やオホーツク海沿岸の歴史・自然文化を展示する町の郷土資料館として、1999年に開館しました。

 1977年に歌登町(現・枝幸町)で発見された、1100万年前頃に絶滅したとされる哺乳類「デスモスチルス」の全身骨格化石の複製や、5~9世紀頃に栄えた「オホーツク文化」の遺跡である目梨泊遺跡からの出土品などが展示されています。

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オホーツクミュージアムえさし | 枝幸町 ESASHI TOWN

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オホーツク文化の竪穴式住居

「ふるさと教育」推進プロジェクト

 枝幸町では、高校生を地域コミュニティや地方創生に活力を与える人材として育成するため、地域と連携し、人材育成と担い手確保に向けた「ふるさと教育」推進プロジェクトを実施しています。

 このプロジェクトでは、地域おこし協力隊と連携して運営する公営塾において「地域の仕事を知る」「地域の人とつながる」いったキャリア教育や、高校の授業の一環として実施する地域産業の校外視察や興味関心のあるテーマについて調査・研究する「えさし探究」、「オホーツクミュージアムえさし」と連携し、高校生を対象に枝幸町の地域資源と観光の現状について知り、枝幸町の観光の発展について考えるワークショップの開催などに取り組んでいます。

流氷に関する展示

 北海道では、鈴木知事が地域の創意工夫ある取組を直接お聞きし、道の施策に反映するとともに、広く発信していく「なおみちカフェ」を実施しています。
 今回ご紹介した枝幸町でのなおみちカフェの様子は、以下のリンクからご覧いただけます。

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