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『一人負け?いえいえ!京都も良いけど神戸もね♫源平の時代を味わえる街。』

近畿二府四県。
連日、大勢の外国人で賑わう
京都や大阪とは打って変わって…

インバウンドの恩恵をほとんど受けていない
『一人負け』している、
なんてヒドイことを言われている神戸っ(^◇^;)

とは言え、
なかなか素敵な場所があるんです。

ここは神戸市立「須磨離宮公園」。
市民の憩いの場です。

緑豊かな噴水の公園を見渡せるところには
お洒落なカフェがあって、
美味しいランチを頂けます。

お茶会の前に、
お茶友の皆さんと一緒に行って来ました(o^^o)

「須磨離宮公園」から歩いてすぐのところにある
「須磨寺」でお茶会があったのです。

「須磨寺」と言えば…
1184年の“源平、一の谷合戦”で、
源氏の大将 源義経が陣地を置いた所として有名です。

海側に陣を構えた平家は不意を突かれ、
海へ逃げることしかできず、
源氏の歴史的な勝利となりました。

源氏の武将、熊谷直実は、
波打ち際で、逃げ遅れた立派な鎧を着た
自分の息子と同じ年頃16,7歳の美少年を見つけます。

助けたいとは思いつつ
味方の軍勢が近づいていることを思い、
泣きながら刀をとりました。

亡き骸の腰に一本の笛がさしてあるのに気づき、
朝方、平家の陣から綺麗な笛の音色が聞こえ
源氏の武将が感動したことに思いを馳せます。

その少年は、
平清盛の弟、平経盛の子、敦盛でした。

平家物語で一番涙を誘う哀話「敦盛最期」。
須磨寺には敦盛の首塚が祀られ、
敦盛の菩提寺として広く知られています。

敦盛の愛用していた笛「小枝の笛」は、
今も須磨寺の宝物館に展示してあるそうです。

松尾芭蕉や与謝蕪村、正岡子規も訪れ
歌を詠んだと言う「須磨寺」。

この日は、あいにくの雨ではありましたが、
濡れる緑に菖蒲やシャクナゲが咲き乱れる
素晴らしいお茶席になりました。


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