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『真夏の夜の夢。思わぬ出来事が起こる、仮面舞踏会の案内役は楽し過ぎました♫』


100年の歴史を誇る大阪市中央公会堂で
ひと夜限りの仮面舞踏会が開かれました♫

まさに真夏の夜の夢。

『 Bal masqué 』
バレエとクラシック音楽による仮面舞踏会です。

ネオ・ルネッサンス様式に
バロックの要素を含む絢爛豪華な建物で、
Trio J.A.H.の皆さんの演奏が始まると、
もう、そこはベルサイユ宮殿に早変わり♫

仮面舞踏会での案内役を仰せつかった私ですが…

バロック時代の豪華な舞踏会へと
皆様をいざないます。

そこでは、
ルイ14世のフランス王朝最盛期に
王侯貴族が実際に踊り明かした曲が奏でられ、
夢のような世界へタイムトリップ♫

その後は
近代のベルエポックの時代にご案内…

フランス語で『良き時代』を意味する
“ベルエポック”に活躍したラヴェル。

彼は、
かつて舞踏会が行われていた時代の
幼い王女の肖像画を見て
当時の舞踏会を想像し、曲を作りました。

『亡き王女のためのパヴァーヌ』。

ラヴェルの音楽によって、
絵の中の王女はパヴァーヌを踊り出すのです。

仮面舞踏会では
肖像画を抜け出した王女、
世界で活躍する針山愛美さんが
ラヴェルのオマージュを踊りで完成させます。

フランスが華やかに繁栄した
様々な時代の仮面舞踏会を行き来して、
クラシック音楽とバレエで
皆様を夢の世界へとお連れしました。


このひと夜のためには
世界各地から豪華なメンバーが集まっています。

仮面舞踏会のために来日した
フランス人指揮者、
ヴィクトリアン・ヴァノステンさん。

フランス、ドイツから
一時帰国しているバレリーナ
金子稔さん、菅野 茉里奈さん。

TRIOJ.A.H.
フルートの山本純子さん、
ピアノの西岡仁美さん、
ヴァイオリンの今西 彩菜さん。

ご一緒させて頂く度に七変化する針山愛美さん。

重力を感じさせず、
ひとひらの羽が舞うように踊る彼女は
その存在も妖精のように透明感があります。

ウラジーミル・マラーホフ率いるベルリン国立バレエ団で活躍し、レニングラード国立バレエ団に招かれ主演もつとめた彼女は、モスクワ国際バレエコンクールで特別賞、ニューヨーク国際バレエコンクールで日本人初の銅メダル、パリインターナショナルコンクールで銀メダルなど、世界を舞台に活躍していらっしゃる方です。

ロシアから一時帰国している福田昂平さんは、
ロシア国立ノヴォシビルスク劇場の第1ソリスト。

リハーサルの時に
間近で踊りを拝見させて頂きましたが、
迫真せまるパフォーマンスとその迫力に
目と魂を奪われました。

皆様を真夏の夜の夢にいざなうため、
何日も前からTRIOJ.A.H.の皆さんや
主催のArTRANDOM 前田哲央さんと
曲目の歴史や作曲家の想い、
演奏する皆さんの演出意図をお聞きして
この日を迎えました。

リハーサルの時には
予定していた動きと流れに違和感があり、
何度も出演者の皆さんと相談して
演出や動きを変えたり…

仮面舞踏会を催すまでには、
本当に色々ありましたが、
それだけに!
ひと夜の舞踏会を
皆様に楽しんで頂くことが出来て
まさに感無量!!




読売テレビに居る時には
イベントの司会をすることはあっても
ここまで、
皆さんと一緒に作り上げて行く楽しさを味わうことはなかなかなくて…

お客さまのことを想いながら
世界観を作って行く愉しさを覚えたら
止められないかもしれません。

最高の舞台を作る喜び、
教えて下さった皆様には感謝してもしきれません!!


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