『櫻舞い散る京都♫建仁寺“如庵”で行われた有楽流・三斎流お茶会で400年ぶりに出会ったのは…』
春爛漫、盛りを迎えた櫻の下…
京都は建仁寺の塔頭、正伝永源院で行われた
【織田有楽斎400年遠忌記念】
有楽流・三斎流合同茶会に参席させて頂きました♫
織田有楽斎と言えば…
織田信長の実の弟で利休十哲の1人。
そして
建仁寺の正伝院に
国宝の茶室 “如庵” を作った方です。
その後 “如庵” は数奇な運命を辿り…
京都から東京の六本木、そして神奈川の大磯へ。
そして現在は愛知県の犬山市に移されました。
今年の春、
予約をしてくれたお友達のお供で
犬山まで見学に行き…
“如庵” に作られた “有楽窓” から
虹色に輝く虹彩を目の当たりにしたのが
今も忘れられません。
そして、
この春!!
今度は
建仁寺にある “如庵” でのお茶会に
参席出来るなんてー♫
嬉しいご縁を頂いたのは…
もう長いこと仲良くして下さっている
三斎流お家元のお義姉さま、梅村尚子さんです。
まずはお濃茶を
有楽流のお点前で“如庵” にて頂きました。
初めて拝見するお点前は勿論、
“如庵” でお茶を頂けることにワクワクドキドキ♫
『もともと、
有楽斎が正伝院に移した武野紹鴎の供養塔が、
ある時期から大阪の太閤園にありました。
それが太閣園の閉業にともない、
去年、こちらに戻って来たんですが、
それが!
有楽斎が亡くなって、
ちょうど400年と言う年だったんです。』
ご住職の有楽流 家元 真神啓仁さんが話される
お道具や正伝永源院にまつわるお話に
どんどん引き込まれて行きます。
続いてのお薄は書院にて。
三斎流のお点前でした。
こちらは梅村直子さんがご亭主♫
三斎流は、
千利休七哲の一人である細川忠興公を流祖とする
武家茶道です。
三斎公は利休の点前を改めなかったと
伝えられており、
現在伝わっている点前も、
約四百年前の利休や三斎公の時代の形が
多く残されていると言われています。
お茶席には
ご流派に詳しくない方もいらっしゃいましたが、
梅村さんが質問の一つ一つに丁寧にお応え下さり
終始、和やかな雰囲気で
楽しいお茶会になりました。
普段は非公開の塔頭ですが、
春のこの時期は毎年、特別公開されます。
2023年は…
4月14日(金)~5月14日(日)まで。
茶室如庵とつつじの庭園、
細川護熙氏揮毫襖絵が公開されると言うことです。
是非是非、
この時期に行かれてみては如何でしょうか
(^ω^)
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