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『今日は何の日か知っていますか?日本が主権を取り戻した日。平和は当たり前ではないのです。』

『主権』


『主権』。
戦後に生まれた私たち日本人にとっては
あって当たり前に思えるけれど…

今、ウクライナでは
主権を守るため、国を守るために、
命をかけて戦っている人たちがいる。

そして日本でも
国を守るために命を賭して戦い、
第二次世界大戦後、
主権を守るため力を尽くした人たちのお陰で
今、私たちは平和に暮らすことが出来ている。




70年前の今日。
昭和27年、西暦1952年4月28日に
サンフランシスコ平和条約が発効された。

第二次大戦を終結させるため、
日本と連合国との間で結ばれた条約。

すっかり過去のものと思われた
第二次世界大戦からまだ100年も経っていないし、
もう起きないと思っていた
第三次世界大戦は目の前に迫っている。




70年前、
サンフランシスコ平和条約の発効によって、
敗戦した日本の主権は回復した。




その一方で、沖縄は72年の日本復帰まで引き続き米国の占領下に置かれた。
また朝鮮の独立、台湾・澎湖諸島,千島・南樺太の放棄を規定したが、帰属先は不明確のままで紛争の種を残したと言われている。

国際法上、この条約により日本と多くの連合国との間の「戦争状態」が終結した。
しかし、ソビエト連邦は会議に出席したが、アメリカ軍の駐留に反対する姿勢から条約に署名しなかった。

インドネシアは条約に署名したが、議会の批准はされなかった。中華民国とインドは出席しなかった。その後日本はインドネシア・中華民国・インドとの間で講和条約(平和条約)を締結している。

しかし、ソビエト連邦(現在のロシア)とは1956年の「日ソ共同宣言」で国交は回復したものの講和条約(平和条約)は今も締結されていない。




過去が現在へ。
現在が未来へ。
歴史は続いている。

これからの未来のために。
今、私たちは立ち止まって
これまで目を向けていなかったこと。
誰かに任せっきりだったこと。

私たち一人一人が
真剣に考えなくてはならない時に来ている。







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