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『蘇る!江戸時代のお茶壺道中!素敵なお茶会に参席しました☆』

『江戸時代のお茶壺道中が蘇る!』
と、聞いて…
京都 建仁寺の『栄西茶会』に行って参りました(o^^o)

朝一番に建仁寺の門前にたどり着いた
お茶壺道中の一行。

清々しい空気の中、
朝日に照らされながら
建仁寺の境内を練り歩きます。


道中は開山堂まで続きました。

通常は非公開の開山堂。
この日は濃茶席が設けられましたが、
開山堂での茶会の開催は
建仁寺では初めての事だそうです。

お役目を終えたお茶壺道中の皆さんと…
お写真(o^^o)

日本の「茶祖」と呼ばれる栄西禅師。

大本山建仁寺を開山した栄西禅師は、
中国から茶の種を持ち帰っただけでなく、
『茶の文化』を初めて日本に広めた方だそうです。

建仁寺の境内には茶碑があるだけでなく、
茶畑まであり、
この日は、
境内の茶畑でとれたお茶も振る舞われました。

薄茶と点心を頂いた建仁寺の方丈は、
早朝のため、
観光客は入ることが出来ないので、
お庭もお部屋も…
凛とした空気がみなぎっていました。

11月は
お茶をする人にとって『お正月』とも言われる
炉開きの月です。

気温が下がり、冬へ向かうこの季節。
茶室では釜を炉に据えます。

お湯を湧かすのに
5月〜10月の暑い時期は
「風炉」と呼ばれる卓上式のものを使用します。

お客様から火を遠ざけて
少しでも涼を感じてもらうためです。

しかし、
寒い季節に火はご馳走の一つ。

11月からは、
茶室の畳に「炉」を切って
お客様に近い位置に釜を置き、
炭火を近づけるのです。
少しでも暖かさを届けるためです。

お茶の世界の『お正月』。
姿勢を正して、真っさらな気持ちで
お茶の世界と向き合いたいと思います。









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