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【紀行】【同人】【展示】東京遠征(その2の1)COMITIA149、岡本太郎記念館、GINZA SIX、CLPMP展

 東京遠征その2は8月17日(土)から20日(火)。帰省が1日延びて、17日の午前中に帰宅したので、そのあと掃除、洗濯、家事雑用、荷物の入れ替えをして、夕方出発した。8月8日の日向灘で発生した震度6弱の地震をうけて「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」が初めて発表され、交通事情は若干不安定だったが、15日に1週間経過し、巨大地震注意報が解除されたので、ほぼ正常にもどった。
 メインは18日の「コミティア149」だが、19日に岡本太郎記念館、GINZA SIX、CLPMP展、20日に首都圏外郭放水路に行ってきた。


コミティア149

 コミティアは、8月18日(日)に東京ビッグサイトで開催された。先週のコミケと比べて落ち着いていて、フロアーの床も見えるくらいの人混みだし、館内の空調も効いていて、過ごしやすい1日だった。

 自分のスペースについては告知記事に書いているので省略するが、お立ち寄りいただきました皆さま、ありがとうございました。新潟コミティアの方がわざわざ次回チラシを持って来てくださった。図書館総合展で長らくお世話になっているとしょけっとの代表の方や、チラシをお預かりした「三原順の空想と絵本展」の主宰者の方にもお会いできた。
 今年も巡回受付をお手伝いしたが、前回最後の10分でいろいろなことが重なって大いに慌てたので、時間配分に気をつけて無事終了。
 そして、かけ足だったが、みずき健さんの原画展も見て、サークルも回って捌けた以上の本をゲットして、これでは荷物は行き帰り重さが変わらない。充実した1日だった。

8時15分くらいのゆるやかなビッグサイト
スペース設営後、巡回受付に
戦利品

岡本太郎記念館+ヤノベケンジ「太郎と猫と太陽と」

 岡本太郎記念館は、港区南青山にある「太陽の塔」の創造神の住居兼アトリエだった建物だ。なかなかヘンな……、もとい個性的な家だ。ちょうど「太陽の塔」のもとで育ったヤノベケンジが、7月2日(金)から11月10日(日)までコラボ展示「太郎と猫と太陽と」を開催している。ヤノベケンジが妄想した「宇宙猫が太陽の塔型の宇宙船に乗って、地球にやってきて生命のもとを創造した」という物語絵も展示しているのだが、その水彩画の猫がやたらかわいい。立体の宇宙猫よりカワイイ。
 記念館には、岡本太郎のアトリエもそのまま展示されていて、お庭もいろいろなオブジェがあり、その中にヤノベケンジの猫も鎮座している。壮観だ。

岡本太郎記念館 ヤノベケンジ展示エリア
ヤノベケンジ展示エリア
岡本太郎アトリエ
2階から庭を覗く太陽の塔
庭に鎮座する宇宙猫
岡本太郎記念館のカフェのパンケーキ

 下調べで、岡本太郎記念館も国立新美術館も月曜開館で、この2館は青山霊園を突っ切って歩いて行ける距離だったので、昼前に岡本太郎記念館のカフェでパンケーキセットをいただいてから、新国立美術館に向かった。

国立新美術館+CLAMP展

 7月3日(水)から9月23日(月)まで、国立新美術館「CLAMP展」が開催されている。とにかく、原画が膨大。まずカラー作品がまとめて展示され、その後モノクロ原画がほぼ時系列に作品別に展示されている。一連でみると、作品ごとの絵のタッチを意識的に変えているのがはっきりわかる。思いっきりスクリーントーンを使っている作品もあるし、モノクロでほとんど使っていない作品もある。細い軽いタッチから筆っぽい線もある。デジタルは数点あったが、基本はアナログだ。カラートーンやコピックも早い時期から取り入れたり、画面にいろいろな工夫がある。私は『聖伝リグ・ヴェーダ』の頃のこれでもかと使われているトーンと画面に飛び散るホワイトが好きで、原画で観ると実に壮観だ。
 高校生以下無料ディだったらしく、若いお嬢さんがいっぱいだった。3時間近くかかったが、ちょっと見にくいなと思ったのは、順路が右から左と、左から右が混在していて、1枚もののカラーはいいのだが、ついセリフを読んでしまう続きページのモノクロはやっぱり右から左の動線のほうが観やすい。
 それと、今回の「CLAMP展」では、作家集団のそれぞれの人となりの紹介や、仕事場の様子とか、作画の過程とかの紹介が、ほぼなかった。そういう方針なんだろうな、と思ったが、ちょっと残念。
 CLAMPのホームページはこちら

LIAMP展

GINZA SIX+「BIG CAT BANG」

 帰りがけに、銀座で降りて、GINZA SIXに立ち寄る。岡本太郎記念館のヤノベケンジ「太郎と猫と太陽と」に連動して、中央の吹き抜けに「太陽の塔型の宇宙船に乗って地球にやってきた宇宙猫」のデカいオブジェが出現している。
 4月5日からだから、岡本太郎記念館での展示よりこっちのほうが先行して開催され、2025年の夏までの予定と期間が長い。これはだれでも観れるし、通った人が四方八方から写真を撮っていた。
 GINZA SIXの展示詳細ページはこちら

背後から
見下ろす
猫正面

 19日はこの3カ所をまわって、約13000歩。

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