見出し画像

CAMPFIREのクラウドファンディング初挑戦!

はじめに・ご挨拶

これまで「エンディングノートの作成を通して、誰もが最期まで自分らしく生きるための"エンディングノート"を普及する」をモットーに、全国でエンディングノートや終活をお伝えして参りました。

しかし新型コロナの感染拡大により県をまたぐ移動はできなくなり、講演活動はなくなりました。長びく自粛生活で会いたい人に会えない、伝えたい人たちに伝えることができない、そんな不安な日々を変えてくれたのは、音声配信アプリ stand.fm(通称:スタエフ) でした。

毎朝配信されるお経配信で出会い、終活講師の配信を通して繋がったスタエフ仲間。活動の場を失ったスタエフ仲間の現代忍者 羅希阿丸(ラキアマル)さんも、年間150回以上出演していたステージは全てキャンセル。2年前に急病で立つことができなかった世界最大規模のJAPAN EXPOを再度目指すも、新型コロナの感染拡大により海外渡航ができなくなり、現代忍者として活動していく気力も、夢を追いかける気持ちも「あきらめた方が楽だ」という気持ちに変わっていました。

ステージ2

ド派手に生前葬!ワシやってみようかな〜?

ステージでの演舞が無くなった羅希阿丸さんは2020年の3月に、講演活動のなくなったあかさんは2020年の11月に音声配信アプリ stand.fm に登録、配信を開始しました。

そのstand.fmで、毎朝5時から配信される広島県の浄土真宗本願寺派、重光正向寺さんのお経配信、毎朝5:50からのNPO法人エンディングノート普及協会 理事長 赤川直美の番組『広島弁 de たちまち終活』に日々集う仲間達と、配信を通して絆を深めてきました。

画像2

stand.fm内の羅希阿丸さんは、明るくてとてもひょうきん。ライブ配信で出会った初対面の人には「即フォロー」と積極的に関わっていきます。「羅希阿丸さんっておもろいけど忍者なの?」という感じで、これまでのstand.fmでは忍者を熱く伝えるイメージはありませんでした。

しかし、2年前に小腸穿孔により救急搬送され緊急手術。生死を彷徨う経験をして以来「後悔のないように今を生きなくては」と思っていたそうです。と同時に「こんな時代に何を目標にすれば良いのか?」と、多くの人がコロナ禍で感じている不安、焦燥感を羅希阿丸さんも持っていたようです。

そんな羅希阿丸さんが私の朝活終活ライブに参加してくださるようになり、2021年6月の朝ライブで「生前葬? 面白そう! ワシやってみようかな?」と軽い気持ちだったとは思うのですが、羅希阿丸さんの口からその言葉が出ました。

それを聞き逃さなかった私は「羅希阿丸さん! 生前葬やりましょう!」と半ば強引に決めたのでした。

羅希阿丸さん死ぬの?病気なの?ワシ死ぬ?いや死なない!でも・・・

初めは羅希阿丸さんのノリで「ワシ生前葬やってみようかな〜」の一言から始まりましたが、日程を決め、生前葬とは?を調べるうちに羅希阿丸さんの心境にはかなりの変化がありました。また自身の配信の中で「ワシド派手に生前葬やることになりました」と伝えると、リスナーさんからは「病気ですか?」「死ぬのですか?」など、想像以上にネガティブな反応が返ってきました。

ぼんやりと「いつか終わりがくる」と頭で理解はしていても、生前葬という形になることで「何かあったの?」「死んじゃうの?」「病気なの?」と周りからも思った以上の反応があり、羅希阿丸さん自身も考え込んでしまう時期もありました。

画像3

突きつけられた終わりの時

ド派手に生前葬!の計画を進める中で、あかさんは地元の柩屋(ひつぎや)さんとコンタクトを取ります。実は世界からも注目される柩屋さんが同じ町内にあるのですが、そこで柩を作っておられるものづくりの精神に感銘を受けたあかさんは「羅希阿丸さんのオリジナル柩を作ったら喜ぶかも!」と考えました。

しかし結果は・・・

羅希阿丸さんは自分の柩ができるかもと聞いたことで「本当に最期の時が見える感じがした」と、想像以上に重く受け止めたのでした。それでも「最期は絶対にあるのだから、やりたいことをやって生きよう!後悔のない生き方をしよう!」と決意を新たにド派手に生前葬!に向き合うことを決めてくれました。

感謝を伝えるだけで本当に良いの?
毎週金曜日には、stand.fmで「公開コラボライブ会議」と称して羅希阿丸さんとあかさんがド派手に生前葬!の進捗状況などをお伝えしています。6月11日に第1回目をスタートし、さまざまなことを考え話し合ってきましたが、その中で「本当に感謝を伝えるだけで良いのかな?」という疑問が湧いてきました。

羅希阿丸さんの活動をよく知る実行委員会メンバーからも「羅希阿丸さんは、ライブの中でフランスに行けなかったこと何度も話してるよ? 本当はもう一度世界を目指したいんじゃないの?」という声があがりました。

私が聞く羅希阿丸さんの今後については、地元に帰って趣味を極めたいとか、集う場所を作りたいとか、忍者活動とはかけ離れた内容でした。ですから、もう忍者はいいのかな? と思っていたのです。

羅希阿丸さんは現代忍者として仲間達と「世界を目指す!」ということでお稽古を続け、2018年にはスイス遠征へ、そして2019年フランスで開催される世界最大規模のJAPAN EXPOの舞台に立つチャンスを手に入れたのでした。

スイス遠征では夢を叶えてド派手に演舞!

スイス2

さぁ! 次はフランス! と思っていた矢先に、小腸穿孔により救急搬送され緊急手術。2週間後に予定していたフランスで行われる世界最大規模のJAPAN EXPOと出演を断念。仲間と誓った大舞台での演舞の夢は叶いませんでした。

仲間から送られてくる写真に「ワシもここに立つはずだったのに」と無念さを押し殺しながら仲間の成功を喜んでいました。

その後も再度世界を目指す!を目標に活動を再開するもコロナ禍でステージは全てキャンセル。自粛生活が長引くにつれ、世界を目指す気持ちはあきらめへと変わっていたのです。

画像5

音声配信で繋がった新たな仲間と新たな挑戦へ!

共に稽古した仲間たちの大舞台での演舞の動画を観つつもどこかに無念な想いがありました。それでもコロナ禍で始めたstand.fmでは、新しい仲間との出会いがあり、日々発信、交流を続ける中でコロナ禍ではあってもそれなりに楽しい毎日を過ごしていました。

しかし、ド派手に生前葬!を進めていく中で「本当にこのまま感謝の気持ちを伝えたら、後悔が残らないのか? 今のままで死ぬ瞬間に「後悔のない人生だった」と言えるのか? でも、もう一度世界を目指すなんて怖い。行けるかどうかもわからないし、自分だけではなく仲間の士気も高めなくてはならない。仲間達もこのコロナ禍でそれぞれに生きていくのに必死なのに、再び夢を追いかけることはできるのか?

様々な葛藤が羅希阿丸さんの中で渦巻いていましたが、ド派手に生前葬!プロジェクトの仲間たちが背中を押してくれました。

「私たちも羅希阿丸さんにもう一度世界を目指してほしい!」

その声を受け、不安を断ち切って前に進むことを決断し、再び世界を目指したい!と羅希阿丸さんからプロジェクトメンバーに正式に伝えられました。

今回のプロジェクトでは、現代忍者 羅希阿丸の「今」を知っていただくとともに、「気持ちは ”今” 伝えることが大切」ということ「チャレンジを諦めない」という気持ち。今回は『現代忍者×生前葬』という新たな試みを通して、stand.fm仲間と共に作り上げていきたいと思います。

スクリーンショット 2021-12-13 20.46.30

お問い合わせ
お気軽にお問合せ下さいませ。
受付時間 9:00 ~ 17:30(土・日・祝除く)

https://endingnote.or.jp/contact

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?