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21日目:まだまだ子どもでいたい息子と、早く大人になりたかった私

思いつきで始めた『8月はnoteを毎日投稿する!』も、なんとか3分の2までやってきました☆

(↓詳しくはこちらをお読みください)

投稿する時間もバラバラだし、内容もめちゃくちゃ。しかも頻繁に手直し(編集)するという適当さですが、とりあえず楽しんで取り組めてるのでよしとしますww

さて今回は、"子どもらしくいられる"ということや、"子どもとしての幸せ"などについて考えてみました。良かったらお付き合いくださいませ。

まだまだ子どもでいたい息子

先日、中1の次男とテスト勉強についての話の延長で、進路や仕事の話になった。

兄がいるので中学校の存在は知っていたが、あまり自分事として考えたことのなかった彼にとって、4月からの、何もかもが初めてという中学校生活には不安がいっぱい。

1学期の定期テストはなんとか頑張って乗り切ったものの、勉強のこと、高校のこと、受験のこと、そして将来のことなどを考えると、憂鬱で仕方がないといった様子だった。

「テストもあるし勉強ばっかりで、中学校やだなー。小学校の2〜3年生くらいが一番良かったなー。」

と次男。理由を聞くと

「だってさー、勉強も簡単だったし、友達とも普通に遊べてたじゃん。学校も行きたくないとかじゃなかったし。」

とのこと。

「なんかぼく、大人になりたくないんだよねー。」
「大人になったら自分でお金稼がないと生きてけないけど、ぼく、ちゃんと仕事につけるかわかんないし…。家のこととかもさー、ちゃんとできないかもしれないし…。」

なるほど。とにかく、まだ見ぬ未来が不安だと。(片付けとか超苦手だしね)

そして、自分のことを自分でできるようにならなければ!という責任の重さに耐えられない(現実を受け止められない)様子。

ま、もともと精神的に幼い子だからねー。

ついでに4年生の時は学級崩壊してて、自己肯定感ズタズタにされてたし…(遠い目。。)

とはいえ、とりあえず父は公務員で、裕福とまでは言えなくてもそれなりに安定した生活を送れていて、家族の関係も良好で、全体的にのほほんとしているから、人生をサバイブするという意識が全然ないんだろうな。

早く大人になりたかった少女の私

先の次男の言葉を受け

「え〜?マジで⁈ 私なんて、早く大人になりたかったけどなー。自分でお金稼いで自分の好きなように生活できるなんて、めっちゃ自由じゃん!」

とは私の発言。

私が子どもの頃は、両親と姉、弟と一緒に、父方の祖父母と一緒に暮らしていたが、なかなかに貧乏で、その頃の写真を見るとジャージの膝にはほぼアイロンでくっつけるタイプの膝当てがついており、スキーやスキーウェアのように高額なものは、よそのおうちの子が着古したお下がりのお下がりをもらって着ていたほど。

まぁその時の自分はそれが当たり前だったから、無駄に悲観的になることもなく生きていたんだけれど、小学校低学年くらいのころ母に「ピアノを習いたい!」と言った際に「ふん、そんな金どこにあるのさ…。」と半ば呆れたように、そして悲しそうに言われた時には、私自身も悲しく寂しい気持ちになったものだ。

もともと両親は不仲で、私が高校1年の時に離婚。生活ももっと厳しくなったし、精神的にしんどい時期と思春期とが重なった私は、のちに母に「あんたは万年反抗期だった」と言われるほど陰鬱な気持ちで毎日を送っていた。(と言ってもそれは家での姿であって、外ではいつもの明るく元気なナオミちゃんだった…はずww)

なので当然、「早く社会に出たい」「お金を稼ぎたい」「母に迷惑をかけたくない」「窮屈な生活から抜け出し、自由に生きたい」みたいな気持ちが自然に湧き出てくるわけで。

自立したい気持ちが強かったんだね〜きっと。

あ、だからといって、いわゆるグレるとか非行に走るとかは全然なかったかな。(普通に授業サボるとかはあったけどww)

母が愛情を持って一生懸命育ててくれたおかげだねー、ホント。

あとは私はもともと根明なので、「うだうだ考えても答えは出ない!」「目の前のことを一生懸命やってくしかない!」みたいな、単純で楽観的な考え方で生きてきたので、それなりにまっすぐ素直に、楽しく大人になれだと思う♪

子どもらしくいられるということ

こうして次男と中高生だったころの私とを比べてみると、生きている時代も生活環境も価値観も全然違うということがわかる。(当たり前だけど)

そりゃ、感じ方も考え方も違って当然だよね。

ただ、「大人になりたくない」なんて私は一度も思ったことがなかったから、すごくビックリしたし、なぜなのか全くわからず戸惑ったのだけど、そう思えるということは、将来が不安だと言ってはいるが、「今がそれほど嫌じゃない、辛くない」彼はとても幸せな子どもなんじゃなかろうか?

ちゃんと子どもの時期に、子どもらしくいられているってことなのかな。

私は決して不幸だったとは思わないけど、家庭内でいろいろあったためか、変に大人びたところというか達観したものの見方をしていたところがあったように思う。(言い方を変えると、大人を馬鹿にしていたというか)

まとめ

どうしても立場上、子どもを一人前にしなければならないという思いの強い母としては、「まだまだ子どもでいたい」とか、まだどうなるか何も決まっていないというのに「将来が不安だ」などという我が子に対し、「そんなんで大丈夫なの⁈」「もっとしっかりして!」「反骨精神はどこにいったの⁈」なんて思ってしまうわけだけど、ここはちと冷静に。

頭を柔らかくして考えよう。

【結論】

☆子どもが子どもらしくいられることは、とても良いことである
☆安心して弱音を吐ける、不安だと言えるのは、今が幸せだからかもしれない

思春期真っ只中の男子が2人(高2と中1)もいる我が家。いつもわーわーぎゃーぎゃー口うるさい母ではありますが、いずれ引き止めても勝手に巣立ってゆくであろう我が子に、今はまだもう少し甘えさせても良いのかな、なんて、この日記を書きながら思いました。

最後まで読んでくださって、ありがとうございます😊