詩「ふゆばれ」 11 松村尚美 2023年5月6日 15:38 「ふゆばれ」濃紺の空に白い満月が浮かんでいた粉雪が風にあおられ白い月にさらに白いベールを引くレースに隠された花嫁の顔のように月の白い顔は薄らと透き通るふゆばれの今夜結婚式が行われる神父は星なのか?星など出ていない不在か厳かな式は観客も眠っていないだろうわたくしだけが、指で十字をきって、祈る幸せは人の計り知れない遠くまでこだましている #創作大賞2023 #オールカテゴリ部門 ダウンロード copy #創作大賞2023 #オールカテゴリ部門 11 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? 記事をサポート