見出し画像

現地校🇳🇱にある教具の紹介 (その1)

こんにちは!昨日から現地校での勤務が始まり、初めての授業が終了しました!今年度私が1人で担当するのは、こちらの公立小学校のgroup1〜group3にあたる学年です。

オランダでは4歳から小学校に入学が可能です。つまり、小学校が8年間ということになります。義務教育は5歳からなので、4歳から小学校に無理やり通わせる必要はありませんが、幼児教育が高額だと捉える保護者も多く、無償で教育を提供してくれる公立の小学校に通わせる保護者がほとんどのようです。

…ということで、いわゆる日本の幼稚園でいうところの年中から、日本の小学校1年生にあたる3学年を担当することになりました。基本的に遊びを通して英語を学ぶような環境づくりを行いますが、この時期はSEL(social-emotional learning)、いわゆる社会的・情緒的スキルを発達させることも大切で、クラスの中において社会性を身につける練習も求められています。

その観点から、まずは顔を合わせて「今日の気分はどんな感じ?」から始めることもレッスンの一部だと捉えています!…ということで、朝はサークルを作って、自分の今日の体調や気分をクラスメイトにシェアするところ、そして名前を言うとろこから練習です。

マリオの偉大さ!笑

5歳児クラスにある教具の紹介

私が英語の教室として使わせてもらっているこの教室は、かつては5歳児の子どもたちだけが在籍していたようですが、今年度は4歳と5歳のクラスを混合にして異年齢指導を展開しているため、教室が余ったということです。ラッキー!

…ということで、この教室にはかつての教具がまだたくさん残っているので、たくさんある教具のうちの一部を写真と共に紹介します。

ちなみに、私が勤務している小学校はモンテッソーリでもイエナプランの小学校でもありません。カリキュラムはIPC(international primary curriculum)と呼ばれる、世界中で導入されているカリキュラムを採用しています。

今回は主に、数や算数に関する教具の写真を撮影しました。

絵を見て、何が何個あるかおはじきを棒に立てていく
シートと同じように数を置く
足し算、引き算などが自由に作れる
数を数えたり、長さの順番を表現できるもの
紐をくぐらせて絵をつくる
指でアルファベットをなぞる(文字の部分はざらざらしている)

教具がありすぎた割に、私に時間がなく今回はこの程度の数になってしまいましたが、また引き続き数や算数だけではない教具もご紹介できたらと思います!

少しでもオランダの小学校(と言っても5歳児ですが)の子どもたちがどんな教具を使っているかを垣間見ていただけたら嬉しいです。



私たちの活動内容に賛同いただける方々からのサポートをお待ちしています。ご協力いただいたサポートは、インタビューさせていただいた方々へのお礼や、交通費等として使わせていただきます。よろしくお願いいたします!