見出し画像

Maydayに行ってきた

写真はかれこれ6年前のシアトル大学生時代のもの。私にとってあの2年半は言葉で言い表せない思い出だ。似たような光、空気、風に触れると一気に記憶や感覚が蘇る。ベルリンに来てからも何回か感じて全身に鳥肌が立つ瞬間と言うか、あの時にトリップする感覚におそわれた事がある。多分、空気の澄み方が、大陸は独特なのかもしれない。寒くもなく暑くもなく、湿気がない。日本でいう秋の到来に近いかもしれないが、その代わり、その感覚が夏の間や春の終わりに押し寄せる。この感覚についていつかもっと細かく言い表せたり、なんとかして具現化できたらいいのになあ。

さて表題はシアトルと全く関係無い。とりあえず周りに言われるがままMaydayに行ってきた。ざっくり説明すると、労働記念日?らしい。んでまた例のごとくプロテスト、政治家のスピーチ、DJブースやクラブが朝から晩まで解放されるんだって。とりあえず私はkreuzbergに行けと言われていた。その地域のあちこちでDJたちが音楽を流して皆爆踊りしているらしい。

私は一人で行くのはちょっと怖じ気ついたので、先日知り合った新しいお友達Bene兄貴のグループにジョインさせてもらった。
しかし兄貴たちは酔っ払いすぎて音楽が流れているところまでたどり着けず、結局kreuzbergの公園周辺で、他の路上に溢れかえる人々同様ただただ飲んだくれてたむろしていただけなのでした。

しかしなんかこちらの人は事あるごとに道端を解放して人混みを作りたがるなと感じた。とにかく人が集まるところに行きたがるというか。私たちが歩き回ったところもただただ人がいるだけで音楽も無いし。多分皆酔っ払てハイになって太陽を感じたいんだろうな。

なんと言うか、ベルリンにいる間に、ちゃんとした音楽祭で、ちゃんと音楽聴きたいなあ。音楽。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?