皇帝のアファメーション
先日、博士🎓から面白い話を聞いた。
中国の王と皇帝の話。ちょうど映画キングダム3が公開されているさなか、なかなかタイムリーな話題だ。
かつての統一前の中国は、様々な地域がバラバラで、更に封建制度により各領土が振り分けられ、それを王達がそれぞれ仕切っていた(王国)。しかし、その中でも強豪だった秦王国が全てをとりまとめ統一し、王国を築くという大転換機を迎える。
そして、わずか9年で中国統一を果たしたのだ。その前までの戦国時代の荒々しい国々をまとめるのは普通に考えても9年では無理である。しかし、やってのけてしまった。
これまで小さな領土を仕切っていた王達があっさりその座を渡して平民に成り下がる訳ではなく、そこは帝国になった際には重要な役割を当てがったりそれなりの地位を約束したりしたのだろう。
どうにかこうにか中国を統一し、初の皇帝となった秦の始皇帝。さて、いきなり自分を皇帝と名乗るとき、一体どうしたのだろう。今の様に選挙で選ばれる訳では無い。自分で自分の地位を宣言して、庶民にも納得させなければならないのだ。
そこで、なんと、秦の始皇帝となる政は、天に向かって「我は天の子」と叫んだ。
そして、民衆にも「我は天の子だ!」と宣言する二つの儀式を行った。
そうか、なるほど。
これは、ある意味儀式を伴うアファメーションでは無いか…。
こうして、自他共に認める皇帝という地位を得て、今でも秦の始皇帝は歴史上重要な人物となっている。
自分で自分を出世させ、更にそれを周りにも認めてもらう…。これは、サラリーマンであれば一生縁のないことである。やる必要がない。上司に辞令をもらった時、出世するというシステム。
しかし、私の様に個人事業主であったり小さくても自営業者で自分がそこの代表ならば、自分のことは自分しか出世させる人は居ない。
私は現在、ロミロミサロンを経営し、神話研究のリーダーである。この地位をどう名乗るか??
別に、「店長」でも「リーダー」でもなんでも良いのかも知れない。が、私は今、自分を「ロミロミスペシャリスト」と名乗っている。
謙虚さとか周りの目とかを気にする日本人。
しかし、こう名乗る時、別に気恥ずかしさなど私には何も無かった。
なんならもっとスペシャルな肩書きがあってもいいんじゃないか?と思ってる。
何千回もロミロミをして、何千人をカウンセリングした。何千回も神話のオリを唱えてる。この世界に於いては自分が「やれるだけのことはやってきた」という自負がある。
今ではどんな依頼やどんな質問にも答えることが出来るので、怖いことは何もない。この状態をなんと呼ぶのが良いだろう?。
もしかしたら、10年程前に、私は自分でアファメーションをしていたかも知れない。しかもHawai'iの土地で。場所はHawai'i島のコナだったか、モロカイ島のとあるゲストハウスだったか・・・。その内容は秘密である。
今、「われは天の子!」と、天に向かってアファメーションをしたら一体どうなるのだろうか?。ロミロミ帝国が出来上がったりして。
ものは試しに、やってみようかな。。
2023.8.1