今、世界に必要な、シベリアの森に住む、アナスタシア的、地球との 調和と、共生の生き方



今朝、よく、手にする愛読書、アナスターシアを開いてみた。 読むたびに、涙ぐむ、文章と出会う。今朝は、このくだりである。「朝起きて、裸足で気が向く、植物の方に行く、そして触れてみる。大事なのは、シャワーの前にすること。そうすることで、植物は あなたの匂いを嗅ぐことができる。あなたの眠っている 間に、皮膚の毛穴からできた 物質の 匂いよ」。なんて、詞的な 美しい表現だろう。   そのままの 人間の匂い、裸足で 歩くことで、その汗や、体の情報が、土に 伝わり、土地は 私たちに必要な 栄養素を 持った 作物を作ってくれるという。 私が、7年前、ここマウイ島で ラベンダーや ハーブを育てたいと思ったのは、アナスタシアの生活を 少しでも体験してみたいと 思ったからである。彼女は、タネを植える前に、口に入れ、唾液を染み渡らせ、 手のひらに 温めて、から、土地にまくと、土地は その人の情報から、必要な栄養素を 作物として作ってくれるという。 石鹸を使わず、足を洗った水を 畑に撒く。そんな畑の 食物を食べていると、病気にならない、とアナスターシアは言う。 古来人間は、まず、大地に種子を蒔く、ということが 生きることであった。それが、現代の生活で 人が、土地と離れ、太陽や月の動きと離れ、大自然と 切り離されて 生きたが故に、もたらされている、弊害は数知れない。人が、まず、土地がなければ、植木鉢でもいい。自分の食べる ハーブでも、トマトでも、有機の種に 自分の唾液に含まれている DNA情報を、伝えて、育てるという事は、簡単である。それは、自分が、地球と天体の 織りなす、ダイナミクスの中の 一部になって生かされている、という、壮大なロマン を体感する 第一歩となるかもしれない。 


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