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好きなピアノ曲はありますか?

これはピアノ曲と言う訳ではないが、バラードはジョンコルトレーンの不朽の名作アルバムであり、冒頭のSay it から咽び泣くテナーサックスの魅力を存分に味わう事ができる。

ここで挙げたのは、バックに流れるマッコイタイナーのピアノが素晴らしいからだ。

彼のピアノがコルトレーンの魅力を更に引き立ててる事は間違いない。

バックがしゃしゃり出て、メインの楽器を台無しにする事もあれば、時に黒子に徹して他の楽器を引き立てる事もある。

ジャズの素晴らしい所は、必ずと言っていい程、普段黒子のドラムやベースでもソロ部分があり、腕まえを存分に披露出来る所だ。

ピアノはどちらかというとメインの楽器ではあるが、伴奏として弾く機会も多く、歌唱やメインの楽器を活かすも殺すもピアノ次第と言う事もある。

特に上手になれば成る程、技量をひけらかしたい欲望に駆られる事もあるが、状況に応じて弾きわける事も技量の一つである。

願わくば、 コルトレーンのような素晴らしいサックスのバックで弾く機会を持ちたいものだ。

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