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閲覧注意:狩猟

いのちの現場に同行させて頂く事が叶った。

*狩猟に関する記事です。きつい写真は省いていますが、読みたくない方はご遠慮下さい。



約二年ほど前から、狩猟に興味を持った。

そして食に関係するどなたにお目にかかっても「連れて行って欲しい」とせがんだ。

2ヶ月ほど前、友人のフレンチのシェフにその話をしたところ、

翌日連絡があり、8月末になるが、同行させてあげられると言った。

ものすごく嬉しかった。

以前から、「猟師の肉は腐らない」という本や、「マタギ 矛盾なき労働と食文化」という本を熟読していた。ベジタリアンの経験7年をもつ私が、何故肉を狩る行為に興味を持ったかと言えば、単に「いただきます」この言葉の本当の意味を知りたい、そんな想いだけだった。

本栖湖で待ち合わせをし、大人6人の大所帯で山へ入る。

リュックを背負い、水分補給のための水と、汗拭きや血拭きのためを思って

タオルを忘れない。万が一、一人きりになってしまったときのためにと、防犯ブザーまでそこには入っていた。




「ここだ」と親方が指さすのは獣道。

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渋谷区にあるレストランHITOTEMA。お店の名前であるひとてまは、「ひとてましかかけずに美味しいものを作り出したい」という思いと、「作ると食べるが最も近い場所」「人と人の、手と手のあいだ」という意味の二つがあります。 子育てをしながら仕事を続ける中で、トライ&エラーを繰り返してきました。私自身の、嘘のない気持ちで「これはいい!」と思うものだけを掲載します。

HITOTEMA倶楽部

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「HITOTEMA」は、2014年にスタートした渋谷区にある週一回のみオープンするレストラン。そんな変わった業態でお店を続ける中で、お客様…

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