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お弁当

新学期がスタートした。


今日はお弁当を作った。


A 茹でモノ

1:ブロッコリー

2:グリーンピース


B 焼き物

1:鮭

2:海老のベーコン巻き


C 煮物

1:さつまいものレモン煮


D 生もの

1:ミニトマト

E お米

胚芽米にする


1㍑の湯を沸かしはじめて、その間に全ての野菜を洗ってしまう。

茹でモノは湯を無駄にせずに2つとも同じ水を使うので、小鍋は2コ用意しておく。ザルも忘れずに。

片方でブロッコリーを茹でて、1分半したらもう一つの鍋にザルを通して茹で汁を入れる。そうして今度はそちらの鍋でグリーンピースを茹でることができる。こちらは1分程度でよい。野田琺瑯や、耐熱タッパー容器を用意して、そこに茹だったグリーンピースを入れるのだけれど、そのとき、ゆで汁も、豆が浸るくらい注ぐ。

そこへ塩をひとつまみ(多め)に入れる。ご飯に味付けしないので、塩はきもち、多めにした方が味が決まる。その豆で作った豆ご飯は、パン!とはじけるような弾力で、噛むと味が広がって、色も美しく、とにかく美味しい。


海老は背わたを取って片栗粉もなにも付けずにただ、ベーコンで巻く。

鮭は、香りをかいで、生臭さを感じなければ、そのまま焼く。

感じれば、塩を振って5分おいてペーパーで拭き取ってから焼く。

2枚入りの鮭だったら、一枚は味噌大さじ半分と味醂大さじ半分を混ぜて塗り、ラップに包んで冷凍室に入れる。一ヶ月後の日付を書いておく。

作った日を書くよりも、いつまでに使うかの日程を書くと良い。


鮭と海老ベーコンは同じフライパンで焼く。私はよく、米油を使う。


茹でモノをした小鍋をささっと水洗いして、さつまいも煮に使っていく。

野菜を茹でただけの鍋に食器洗剤は使わない。

もう一度すぐに使うからだ。そうすれば無駄に手が荒れない。

自分の手が荒れないということは、つまり、地球も荒れないということだ。

だから、毎回、「食器洗剤が必要かどうか」を考えて洗剤に手を出すことにしている。 100年の人生だから、その毎回の判断が大きい。


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渋谷区にあるレストランHITOTEMA。お店の名前であるひとてまは、「ひとてましかかけずに美味しいものを作り出したい」という思いと、「作ると食べるが最も近い場所」「人と人の、手と手のあいだ」という意味の二つがあります。 子育てをしながら仕事を続ける中で、トライ&エラーを繰り返してきました。私自身の、嘘のない気持ちで「これはいい!」と思うものだけを掲載します。

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「HITOTEMA」は、2014年にスタートした渋谷区にある週一回のみオープンするレストラン。そんな変わった業態でお店を続ける中で、お客様…

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