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マガジン「HITOTEMA倶楽部」開始

こんにちは!

料理家として活動しております、谷尻直子です。
お洋服のスタイリストから転身し、2010年より、食に携わる仕事をしています。
2015年に立ち上げたレストラン「HITOTEMA」は、他に何もない住宅街にありまして、
どの駅からも徒歩15分程度という悪立地なのですが、開店以来、ご愛顧頂いていて、
本当にありがたく、感謝ばかりです。


この度、拠点の距離の問題などで直接お会い出来ない方々とも接点をもてたらと思い、マガジンをスタートします。

マガジンは、無料などでオープンにはしたくなかった。完全にクローズドではないけれど、一定の円(コミュニティ or サロン)の中にお越し頂くイメージでおります。


HITOTEMAのコンセプトは現代版おふくろ料理。
お店では、おばあちゃんの時代から続く「切り干し大根」や「高野豆腐」といった日本が誇る乾物や、昔ながらの製法で作られた有機のお醤油や天然発酵の味噌などを使いつつ、
キヌアやチアシード、加熱しないで使う生のナッツ(RAW NUTS)などの現代の食材を組み合わせ、今を生きる皆さまに合う様にと、献立を考えています。
「しょっつる」や「かんずり」といった日本各地の個性豊かな調味料を紹介したい思いもあり、普段ご家庭では登場頻度が低いかもしれませんが、お店なので、出来るだけそういったものも使用してお客様にお伝えをして、日本の古いものとの新しい出会いを作れたらと思って活動しています。


そんなHITOTEMAですが、毎月お献立を変えていて、効能を考えて起用するウェルカムドリンクから数品のおつまみ、そしてごはんとおかず、最後にデザートと、合計8品で構成しています。


そんな月替わりのメニューたちは、スミマセン。日頃、お買い物をするスーパーマーケットでも手に入りやすいものばかりです。

日常にある日常以上贅沢未満を、HITOTEMAの工夫をまねして頂き、
家族や自分自身、お友達などが喜ぶ食卓づくりに役立てて貰えたらなと思い、HITOTEMAの公式レシピを公開していきます。

お料理のレシピだけなら、すでにネット上にはたくさん溢れています。
HITOTEMAが出来ることは、献立の並び順、その提供の仕方と、それと合わせているお飲み物などの提案です。
そして、他と大きく違うのは、実際に5年の月日を経て合計2000人以上の方々に召し上がって頂いたものだということ。HITOTEMAでは、お客様の反応が目の前なので、友人や家族ではなく、全く血の繋がらない方々が「美味しいね」とおっしゃってくれたものだけに限定していることです。

もちろん、好みはひとそれぞれなので、HITOTEMAのレシピが合わない方もいると思いますが、
おうちで無料でふるまったお料理のレシピではなく、お客様からお代金をいただいて、美味しいとおっしゃっていただいたものなので、
少しばかりのフィルターはかかっているんじゃないかナ、と思っています。


マガジン「HITOTEMA倶楽部」

CONTENTS

カテゴリーは5つ。 

1:HITOTEMAのメニューのレシピ公開(月に2品以上平均4回)、

2:谷尻家の食卓 〜ヒトテマのはんてま〜

3:子育ての具体的な知恵、情報

4:女性として日々をしなやかに強く生きるための工夫

5:役に立ちそうな旅のTIPS

前置きが長くなってしまいましたが、(汗)

まずは地味ですがHITOTEMA2月の献立より、ご紹介して参ります。

メニュー名〈海老のぽっちゃりフライ〉2月の5品目に登場
海老の真ん中に里芋のマッシュを忍ばせたフライです。
もともとこれは、ヒトテマのスタッフである吉岡が土台を提案してくれたもの。
それを私のアイデアとお店のお客様の好みを加味して変更を重ねて完成形にしていったものです。

↓ここから、まずは8品の順番。

効能を期待できるドリンク、生もの、出し汁じゅわっと系、と続きます。

ここから先は

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渋谷区にあるレストランHITOTEMA。お店の名前であるひとてまは、「ひとてましかかけずに美味しいものを作り出したい」という思いと、「作ると食べるが最も近い場所」「人と人の、手と手のあいだ」という意味の二つがあります。 子育てをしながら仕事を続ける中で、トライ&エラーを繰り返してきました。私自身の、嘘のない気持ちで「これはいい!」と思うものだけを掲載します。

HITOTEMA倶楽部

¥980 / 月

「HITOTEMA」は、2014年にスタートした渋谷区にある週一回のみオープンするレストラン。そんな変わった業態でお店を続ける中で、お客様…

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