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保険代理店は成長分野。(ただし成長する企業は今までと同じやり方ではないかもしれません。)


新規参入が相次ぐ保険代理店業。改制保険業法が2016年5月29日に施行され、一定の業の枠組みができたり、今後行われる金融サービス仲介業の開始などから保険代理店業はますます栄えていきそうです。

金融サービス仲介業はこちらから

最近のトレンドでいうと

自社の顧客に保険を追加でサービスメニューとして加える

自社で営業は抱えず(もしくは最低限)優秀な外部の代理店、セールスと協業する

というのが多いようです。

保険を購入しているマーケットサイズは大きく、すでに自社のクライアントも多くが保険を買っている。それをより良いサービス、商品に乗り換えていただく案内を提供するだけでビジネスが発生するという比較的難易度が低めと見積もりができ、他社の実績も多くある。

投資額が基本的にあまり大きくなく(2桁億行かない)、概ね5年ほどで投資回収ができ、継続的に収益になりえる。

商品開発のR&Dなどが必要なく、在庫もない、売掛の回収もほぼ必要ないという面で、

囲い込んだユーザーに対してアップセル、クロスセルしていくにはもってこいの商品として参入を決める会社が多いのも納得です。

一方で既存の保険業界においては、「見込み客の発見が9割」と言われるほど顧客接点をどうもつか?が最重要課題であり、そのマーケティングとセールスを募集人個人の力にフルコミッションという形態と共に委託し続けたのが今までの歴史です。

1996年の金融ビックバンの過程でできた複数の保険会社を取り扱える乗合代理店という制度ももう少しで30年がたちます。ちょっと前なら保険ショップを出していくだけで儲かると言われる業態も、過当競争などによる集客の苦戦、そしてCovid19による影響をモロに受けて非常に厳しいという話をよく聞くようになりました。

こうなってくると、既存のユーザーエンゲージメントが高く客数を持っている企業は、そのユーザーを満足を上げてくれる協業できる保険営業の方とコラボしていきたいというのは自明の流れではないでしょうか。

コラボして営業していくには相手の企業が何を大切にしているのか?を理解した上で、あたかもその会社の人間としてお客様に対応していけるかどうか?が肝になるわけですが、これを無視している既存の保険営業の人たちが多すぎる気がします。

いわゆる「俺流」を押し出して成果を出してきた人ほど苦しんでいます。

もし提携事業をやっていく会社と顧客対応が相似形であれば問題ないかもしれませんが

カラダノートのVISIONである”家族の健康を支え笑顔をふやす”と掲げてそれに賛同したお客様が保険業界でプロのアドバイスを聞けますよ、と繋がれたのが

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こういうのがこられたら厳しいですよね、という話です。

あれ、ちょっと...そっか、カラダノート解約しよっかな、となりそうですよね。

保険や金融はリテラシーの差が比較的大きいのが現状です。

ですから自分がきちんと聞きたいことを聞けるという最低限のことはもちろんのこと、自分ではまだわかっていないことまで丁寧にレクチャーしてくれる、自分の状況を把握し、重要度と緊急度で課題を整理し、短期〜長期までのおかねの課題について適切かつ実行に移せる実行プランを組んでサポートしてくれる本当のプロフェッショナルが重宝されるはずです。

満足度が高く、納得度が高ければそこから自然に商品やサービスの購入に至るので、セルサイド(営業する方)はバイサイド(お客様や提携先の)一件ずつ丁寧に顧客の要望に応えられるだけの環境が重要になるかもしれません。

お金にまつわる相談数はとても増えているような気がします。

お金の健康診断はすごい相談数がありますし、

証券口座が大幅に増加したりと

今までなかなか動かなかった層が、時間ができたことにより行動に移せるようになった。旅行なども行かないので投資できる余剰金が増えた。情報が比較的検索しやすくなり、実行できるところから実行した。結果として周囲で投資などをする人が増え、いろいろな情報がさらに出てくるようになった。というサイクルの最中でしょう。

こういった中で既存のやり方がうまく行かず苦労している人もいると聞く一方で、過去最高の業績だったという人も聞きます。

この違いがどこからくるのか?という問はいつもの通り、やるやつはいつもやるし、やらないやつはいつもやれない、ということです。

常に新たなやり方を模索し挑戦している人間がたくさんいるわけですから、新たな取り組みについて自分が何をやっていくか?どうなるのか?どうなりたいか?を考えて実行、変革していく=トランスフォメーションしていくことが求めらているかもしれません。

ちなみに保険業界も若手を中心に大きく変わっているような気がします。

保険業界をテクノロジーがよりよくしていく萌芽は出てもう苗木になりつつありますね。ここからより大きくなる成長産業とするか否かは一人ひとりの捉え方次第な気がしますね。

チャンスはチャンスと認識した時にチャンスになるのではないでしょうか。あなたはどのような捉え方とやり方をやっていきますか?




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