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2025年に向けて金融保険流通に携わるものが見ておくべきこと

写真は本日のフライトの現象。日光が飛行機を通り越しできた虹が雲の上に。数百回フライトを経験していても初めての経験でした。なんかいいことありそう。

さて最近ちょくちょくとお客様から満期のご相談で連絡が来るようになりました。

・一時払保険の満期金

・外貨建定期預金

他にも怪しそうなものもありましたが

どのかたも共通しているのは

「預けた時よりも円高だから元本割れしちゃうのでなんとかそのまま預けるいい先はないか?」

というあるあるです。

銀行の窓口で加入してもう相談にはいきたくない(親を行かせたくないというのもある)

すでに保険会社の担当が辞めた

などネガティブ意見でした。

いくらくらい満期金日本全体であるのかなぁと思ったら

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ちょっと多すぎて断念しました。ざっとDFLの”銀行窓販”で販売しただけで2007~2014までで35兆以上あるじゃねぇか...ということで(資料の下に*証券会社は除くということで)

これ、アホほど相続財産に加算されるんじゃないか?もしくは贈与マーケットいけまくるんじゃないか?みたいなノリに。誰だよ保険売れてないって話してんの、支払い余力すごいあるぞこれ...

解約返戻金で受け取るかどうかはその時の契約者の状況もしくは為替次第だし、各保険会社も囲い込み商品の一環として外貨の終身保険を短期払いで持ってくるようなスキームを準備していると思いますし、ここはきっちりと顧客の観点からきちんとした総合的なコンサルティングをできるように準備しておかないといけないといけませんね。

今朝某マニュライフ生命はまさにそんな商品をPRTIMESで告知していましたね。


そのためには外貨建ての保険もいいですし、債券もいいですよね?!ではこちらで、、、というわけには行かないと思うんですよね今後。きちんと満期に合わせて次の商品に乗せても状況如何によっては現金で預けておくことが大切になるかもしれません。

保険営業パーソンは預金を扱えないし

証券会社はMMFで預かって次なる商品を買ってもらうために動かないといけないし、銀行は低金利であろう将来において預かりだけ増えてもよろしくない...ここにいかにイノベーションを起こし顧客満足を得られるかがポイントだと思っています。

そうなるともう一体としてやるしかないじゃない、って解になるんですけど、これがまた相当難しい組み合わせになると踏んでいます。だからこそ難易度は高くも最高の組み合わせを最高のメンバーでできるとめちゃくちゃ価値ありそうだなと感じています。

2021年、そこを見据えて一個おっきな花火を準備しています。これができると多分保険代理店初となるプロダクト、サービスになりそうで、ぐりぐらぐりぐら状態で毎日仕込み仕込みしております。

創業したFJ社の行動指針に”あなたがいてくれてよかった”と言われるまで努力しよう、というものがありまして、これをするにはずっと努力しなくちゃいけない、学び続けなくちゃいけないという結構エグい指針なんですけど。でもこういったことを常にしてくれる伴走者がいたらお客さんって本当に安心するし託したいなと思うはずなんです。

顧客からしてみたらいついかなる時だって頼れる人でいてほしい、と思っているし、プロフェッショナルとしていついかなる時だって財産が増え続けるようにサポートできるように(有形無形、思い出なども含めて金銭非金銭関わらず)しておきたいはず。

だからこそ今後のトレンドも理解した上できちんと対応できる準備はしておいた方がいい、そう考えると保険だけ、証券だけ、銀行だけ、という時代は2025年に向けてどんどん難しくなり、融解していき、まさに溶けて混じり合い新たな組み合わせを最適化するSomeoneが生き残りそう。もしくは超絶マニアックなAnyone。どっちかというとキワモノよりはナニモノかで行きたいしそういう集団でいたいなと。

それを実現するために今何をやるべきか、と今日聞かれたのでズバリ

・日々顧客に真摯に向き合い一つずつの面談を大切にすること

・長くお付き合いできる顧客の数を増やして貢献できることを丁寧に継続すること

・それを可能にするために唯一無二の価値創造をできる時間をきちんと有用に使い、物事に優先順位をつけ、日々の活動を尽くすこと

・時間管理で生まれた余裕を将来の投資として学習、体験し続けること、仲間を大切にし、先生を作り、後進を育てること

・資格武装できところはやっとけ(FP、銀行代理、証券外務員、内部管理責任者など)

などを話させていただきました。

まぁぶっちゃけどこでも最近はおんなじ話になってきちゃってるからすみません、だけどこれ以上でもこれ以下でもないんで...

ちなみにそういうことしておかないと携帯電話会社が住宅ローンと一緒にセットで保険とかも販売して行っちゃうぞ、と。

人口減少下においては顧客の囲い込みが肝中の肝。その中で自分の付加価値は顧客から支持されている、の一本に尽きるだろって話です。



ちなみに2025年には中国が米国のGDPを抜いたりとアジアに力点が移ってきそうなので個人的にはPan Pacificを見回っていく予定にしています。(ただ旅をしたいだけかも...)





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