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なぜ転勤族の我が家が岡山に家を建てたのか。

転勤族が岡山を選ぶ理由「住みやすい」というのは、気候やら利便性という「場所」的要素ももちろんあるが、多くの経験者はそこに自分の「居場所」または「役割」があるかどうかは大きいと思う。
特に妻、ママ。
(そう感じるのは、自分が妻、ママであるからなのか・・・。)

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 夫は自分の仕事上「転勤は宿命だ。」と思っているかもしれないが、妻が「岡山にとどまってもいいかも」という風に思うようになるきっかけは、出会うコミュニティーだったり、出会う人だったりする。

 2011年、岡山の中でも、転勤族が多い地域と呼ばれる学区に広島から引っ越してきた我が家。物件を探す不動産屋さんの話でも「全国転勤の多い地域ですから、同じようなファミリーが多いですよ。学校自体、生徒自体が転校生に慣れています(いい意味で)。」そんなこんなで岡山市北区の人気学区で暮らすこととなる。

 そこでのマンション暮らし5年間、次は転勤かもしれないと、いつも転勤族仲間とドキドキしながら、長男次男の幼稚園生活を専業主婦としてエンジョイし、結果、意外に長い岡山生活で、仲の良い転勤族を何家族も送り出してきた。

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くらしのたねという場所は、当時、「地域に開かれた場所」という事で、ママ友とハンドメイドのワンディショップを開催したり、場所を借りてクリスマス会をしたり、そして転勤族仲間の送別会を開いたりする、私たちのコミュニティーには欠かせない場所となっていた。

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くらしのたねという場所があることで構築されていたコミュニティーが発酵されていく、そんな中で私にとっては、くらしのたねという場所がきっと「居場所」となっていったのだろう。


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 自分にとっては、それがたまたまくらしのたねであったけれど。それがどこであってもいい。どんなコミュニティーであってもいい。自分が自分でいられ、なんか充実しすぎて忙しいと思える場所がどこかにあれば、それだけで人は少し幸せになれるのではないか。

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そして、そのたまたま来た土地で、妻や子供が毎日楽しそうにしていたら、夫は転勤族であっても「(妻や子供が楽しめるなら)住みやすい町なのかもしれない」と思うのかもしれない。


 岡山は、本当に暮らしやすい。
気候もいいし、山もあり海もあり街にも、すぐに行ける。
公園もたくさんある。
今は北長瀬駅周辺が再開発され、より暮らしやすいまちへと変わろうとしている。

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だが、それ以上に、自分は岡山で、人に恵まれていると実感している。
温かくて、やさしい。個性的で、多様。
そんな人々によってつくられるまちは、やっぱり暮らしやすいまちになっていく。
 


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