見出し画像

nikki 09

四月上旬から自宅にこもる生活をはじめて、約一ヶ月が経とうとしている。人との関わりを避けて、こんなにも内なる自分自身の世界を見つめる時間を持ったのは、恐らく人生で初めてではないだろうか、と思う。

これまで、わたしには、他者との関係の中で自分の存在を確認するようなところがあった。うまく言えないけれど、自分は「この世界に存在していい」ということを他者との関係の中でしか信じられなかった。もっと言えば、自分のことを「生きていていい」と思えない自分が、いつもそこにいた。

今でも、時折、苦しくなることもあるのだけど、とにかく、自分自身が潜在的に持っているであろう「生きる力」を信じるしかない今この状況で、自分自身に対する想いが少しずつ変わりつつある。

この一ヶ月の間、いろいろなご縁に恵まれたり、さまざまな本(積読していた本たち)を読む中で、小さな夢ができた。その夢を叶えるには、時間がかかりそうだけど、焦らず、こつこつと出来ることから、取り組んでいきたい。

目下の目標は、自分自身でからだとこころのバランスを取れるようになること、新しいお仕事を見つけて、働くこと。

そして、今までずっとわたしのことを支えてくれたお薬にも、病院にもすごく感謝しているけれど、いつか手放せたらいいな、とも思っている。ほんの少しずつでもいいから、自分自身で、自分のことを信じて、愛せるように。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?