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1月最後の日に‥🐇の年のこと

なかなかnoteを書けない日々でした。
最近は気軽にアップできるInstagramを良く使っているような気がします。

そうこうしているうちに1月も終わり。
うさぎの話しをと思っていたら、ちょっと古くなってしまいましたが‥。

大変遅まきですが、今年もどうぞよろしくお願いいたします!


さて、このヘッダーの🐇、見覚えがある方もおいでかもしれません。
お分かりですか?

これは2018年の英国、ヴィクトリア・アンド・アルバート・ミュージアムで開催されていたプーさんの展覧会から。(その後日本でも開催されましたね)

E.H. シェパードによるもの。
全体はこんなです ☟

E.H. シェパード、『くまのプーさん』挿絵、1928年より

プーさんと言えば、のはちみつをなめすぎて穴から出られなくなった場面です。うさぎは賢明にその理由を知っている表情。

そして1928年はニジンスキーとディアギレフが最後に会った年。
バレエとの距離はまだ調査不足ですが、全くみたことがなかったわけはないでしょう。

シェパードは雑誌『パンチ』の挿絵画家でもありましたが、こんなバレエの風刺画も描いています。バレエがイタリア生まれということもあっての挿絵になっています。

それにしてもこのシェパードの挿絵は本当に楽しい。
展示されていたプーさんが住む森の地図もとても素敵で夢が膨らむものでした。(実際には物語の設定をミルンと確認するためという意味もあったようです)

今のディズニーによるデフォルメ(と言っていいのかしら?ディズニーによるイメージ翻訳?)の前のこのシェパードの挿絵は小さい頃から慣れ親しんだものですし、とても好き。

とはいえ、ディズニーによる最初の頃の映画は今ほどは「アニメっぽさ」は少なくシェパードの挿絵に想を得たものでした。
ウォルト・ディズニーの妻が娘に読み聞かせをしていた一冊だったことがアニメ化につながったそうです。

ヴィクトリア・アンド・アルバート・ミュージアムでは常設展示でピーター・ラビットのビアトリクス・ポターと並んで必ず何か出品されていて、毎回何が見られるか楽しみでもあります。
早く行きたいなぁ。

今年は🐇、このうさぎのようにかしこく、でもかわいく、ふわふわに生きたいものですね。

まとまりがありませんが、今年もよろしくお願いいたします。

パリ・オペラ座展2月5日までです。
お見逃しありませんように!! ご来場お待ちしております。

P.S. 映画『プーと大人になった僕』を見にいって帰宅してから家にあった懐かしい『プーさん』シリーズを全部読んでみたら原作へのリスペクト、オマージュ、遊び心が沢山で映画が何倍も面白くなりました。お時間があるときに試してみて下さい。

ありがとうございます。 欲しかった本やプログラムを購入し、Ballet Collectionの充実に励みたいと思います!