見出し画像

変わっていないお茶~その1~

昨年、美味しく入るコーヒーメーカーを買ったので珈琲の消費量も増えてはいるのですが、やっぱり紅茶の方が好きです。

朝はミルクティーで飲むことが多いのですが、濃い目に入れてしっかり味を出したものが目覚ましにもなるように思います。

そういえば一般的に紅茶がどのくらい飲まれているのかを知らないな、とも思いましたが、私は常時10種類以上があるのは確か。
「変わったお茶」シリーズで現在13まであって自分でも驚いています。

とはいうものの、もちろん「変わったお茶」ばかり飲んでいるわけではありません。
そんな「変わっていない」お茶もこれからますますお茶時間が楽しくなる季節、書いてみようと思います。

ダージリンと双璧と言えると思いますが、私にとってマスト!なのは朝のためのアッサムティー。

それもフォトナム・アンド・メースンの ”アッサム・スパーブ” がミルクティでは一番お気に入り。
ロンドンによく行っていた頃にはハロッズやハーヴェイ・ニコルズ、ウィタード、そしてスーパーや小さなお茶屋さんなどでミルクティに一番好きなのはどれだろうとあれこれ探して飲んでみましたが、現状では私のベストワンです。(もっと日常の欠かせないお茶はまた別の機会に)

こちらの "アッサム・スパーブ” はインドのヒマラヤ山脈、ブラマプトラ渓谷産という茶葉の主張が強めでしっかりした味わい、ミルクとの相性は抜群だと思います。
秋口から飲む機会が圧倒的に増えるお茶です。

また、個人的にはフォトナム・アンド・メースンが好きなのは、買う楽しみも他のお店よりも大きいから、ということもあります。店員さんによって少しばらつきはあるものの、基本的にとても知識が豊富なのと、沢山の楽しい会話を交わしながら買う時間が持てるのです。


量り売りで買えるものは茶葉の状態で1ポンド(=250g)単位で買って帰って来るのですが、その時にこれまでは試したことがないお茶の相談をしたり、飲み方の話をしたり、個人的なお勧めを聞いて新しいお茶に出会えたりという楽しみも捨てがたいもの。
日本のお茶についても関心がある方が多く(最近は随分取り扱いも増えています)聞かれることもあり、知っておいて良かったと思う事もありました。

このCOVID19で今後変わるところがあるとは思いますが、試したことのないお茶を缶の蓋に乗せて香りを確かめられるのは本当に嬉しいひと時。
残って欲しいところですが、どうなるのでしょう。

その香りがあまりにも素晴らしくて、その場でこれも!とお願いして会計の時になんかとてもお高いなぁと思ってホテルへ戻ってレシートを見て驚愕した思い出もありますが、それも素敵な体験。
そうでなければ出会えなかったお茶でしょうから。

そんな出会いのある紅茶たち、次は何に出会えるでしょう。


ありがとうございます。 欲しかった本やプログラムを購入し、Ballet Collectionの充実に励みたいと思います!