フランスからの帰国はどうする? その準備。

『春の祭典』を見るための旅
無事終えて、帰国いたしました。

行く間際にオミクロン株が広がり帰国後3日隔離が確定となりましたが、舞台は生もの、そして一期一会、どうしても行かなくてはと向かいました。
結果から言えば行って良かったです。

でも、帰国はどうする? これはなかなか大変でした。
これから年末、お戻りの人も多かろうと私の体験を書いておきます。

まず、フランスでのPCR検査、お住まいの方は情報があると思いますが、そうでない方は在フランス日本大使館のページを見るとアメリカン・ホスピタルにアクセスすることになると思います。
現時点で年内新規予約はできないとの事でした(既にかかられている場合は違うかもしれませんが)。

ですが、受付して下さった方は大変親切で色々な情報を教えていただきました。

現状、厚生労働省が認めた書式を発行できる一覧が下記にあります。

この中で既に帰国できてネット予約もできてスムースと情報提供いただいたLABORATOIRE MOZARTを私は利用しました。
メトロLa muetteからAv.Mozartを進むだけ、書式にも慣れていて、予約時間もズレが少なくスムースでした。
泊っているサンジェルマン地区からは地下鉄で30分ほどかかるのでなかなか遠くはあるのですが、今回は飛行機が基本的には新規予約を年内停止しているため、また帰国後の隔離期間と仕事の関係でどうにか乗らなくては・・となりました。

ちなみに予約には下記のサイトへの入力が必要ですが翻訳ソフトでもそれほど問題なくできると思います。

日程の関係で前日にしか行かれなかったのですが(出国72時間以内の検体採取というのがなかなか厄介です)翌日の14:00には結果が約束通り出て書式をその場で埋めてスタンプ&サインをもらえました。それは10分弱。
何かあったら…とできれば当日の検査結果取得は避けたいところではあるのですが、出国72時間前という条件があり、日本へのANAのフライト離陸が19:30なので、前もって準備できない難しさがあります。

フランスの薬局や街角で受けられる検査方法が日本では認められないのが原因です。

私は当初、月曜搭乗予定だったのですが、そうすると土日営業している検査機関がもともと極めて稀、あったとしてもその予約が取れる事が必要となり、この72時間以内の検体採取がほとんど不可能なのです。
これから搭乗の方はお気をつけて!
無理な場合は分かった時点で大使館に相談するようにとの事ですが、それで要件が変わるのか飛行機のアレンジが変わるのかは分かりません。月曜搭乗可能者は極めて少なさそうに思いますが、どうなっているのでしょうか。
どなたか体験した方もすでにいらっしゃいそうですが。

また、最終手段としては現在日本へ向かう飛行機の搭乗場所ターミナル3Eのフロアにある薬局でも検査はできるそうです。こちらは土日も開いているのは心強いですね。
ただその予約、待ち時間はかなりの長いとの事。空港にあるのが色々便利ではあるのですが、本当の最終手段と考えた方がよさそうです。

書式も本来的には厚生省の書式ではなく内容が十分であれば問題ないと下記公式ページにも記載があるのですが、実際たまたまチェックインの際に現地書式を持たれた方がとても細かく確認され、採取時間と医院訪問時間など色々確認されていたので、スムースさや万が一のミスを考えると書式を現地でうめてサインをもらった方が良さそうです。


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