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☆2021年もよろしくお願いいたします☆~100周年はつづく~

昨年5月から始めたこちらのnoteもほぼ毎日更新で(自分でもびっくりしつつ)2021年を迎えました。

今年は「丑年」ということで『牧神の午後』のヘッダーでお届けします。
ギリシア神話の半獣神なので、厳密には「牛」ではありませんけれど…。

昨年はバレエ・スエドワ100周年でした。
色々中止の憂き目にあいましたが、2025年までバレエ・スエドワの演目初演から祝☆100周年は続きます。

バレエ・スエドワの100周年作品は4つ。

1.『おもちゃ箱』(音楽:クロード・ドビュッシー/美術・衣裳:アンドレ・エレ)
2.『人とその欲望』(音楽:ダリウス・ミヨー 美術・衣裳:アドレ・パール、台本:ポール・クローデル)
3.『エッフェル塔の花嫁花婿』(音楽:六人組、美術・衣裳:ジャン・ユゴー、台本:ジャン・コクトー)
4.『ダンスジル』(音楽:民族音楽をエルネスト・ビゴーが編曲、衣裳・美術:ストックホルムの美術館所蔵の古い絵画から再現)、振付は全てジャン・ボルラン

また今年はヨーロッパで『眠れる森の美女』が初演されてから100周年でもあります。上演したのディアギレフのバレエ・リュス。イギリス、ロンドンだけでの公演でした。
これはイギリスのおけるバレエという意味でも非常に重要な事でした。

背景にはロシア革命でバレエの記録であるノーテーション(舞踊記譜)がヨーロッパに持ち出された事実もあり歴史とも深く関わるバレエの姿を改めて思い出させられます。そんなバレエ・リュスのお話しも、バレエ・スエドワと併せて今年はお伝えしていきたいと思っています。

引き続きよろしくお願いいたします。

皆様にとって世界にとってこの2021年が良いものになりますように。


ありがとうございます。 欲しかった本やプログラムを購入し、Ballet Collectionの充実に励みたいと思います!