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プロフィール。

プロフィール設定をしていませんでしたので、遅まきですが…。

芳賀直子(はが・なおこ)
舞踊史研究家
東京生まれ、ベルギー、鎌倉育ち。

舞踊、中でもバレエ史を中心に研究を行っています。
専門はバレエ・リュス(1909~1929)、バレエ・スエドワ(1920~1925)。


ベルギーに住んでいた時にバレエという存在に出会いました。現在と違って劇場は大人の社交場で自分は実際に行くことはできませんでしたが、ベジャールの『火の鳥』のポスターを鮮烈に覚えています。

帰国後、『白鳥の湖』が忘れられないノエラ・ポントワやあまりにも有名な『ボレロ』で有名なジョルジュ・ドンなどに出会いました。これ!と思う舞台は一人で行ったものも、両親と一緒に行ったものも。

大学在学中にバレエ・リュスに出会い、そのあまりに多彩な顔ぶれに信じられない気持ちでした。そこから本格的に研究を始め、大学院ではバレエ・リュスに加えてバレエ・スエドワにも対象を広げ、明治大学大学院文学部演劇学専攻博士課程前期修了。(文学修士取得)

1998年のセゾン美術館における『バレエ・リュス』展での仕事を皮切りに、舞踊史研究家として執筆、講演、展覧会監修等を行うようになりました。
セゾンが文化を華々しく牽引していた時代にぎりぎり駆け込めた感じでしょうか。

一観覧者として訪れた『未来派展』『ヨーゼフ・ボイス展』など忘れられない展覧会を沢山見た美術館での忘れられない素敵な私の仕事の原点です。

その後、雑誌、新聞、プログラム、機内誌等各種媒体への執筆活動と共に、思いがけず1998年に行ったギャラリー・トーク以降、講演活動も積極的に行っています。

本でなければ伝えられない事、講演でなければ伝えられない事があると感じています。2020年からは初めてZoomでの講演活動を始めました。


2005年の立ち上げから2014年まで、薄井憲二バレエ・コレクションキュレーターを務め、年間2回の企画展及び6回の常設展すべてを手掛けました。薄井憲二さんのご自宅で開いていない箱を開け、体系を作り、コレクションの特長が分かる分類を試行錯誤しながら行いました。世界に誇るコレクションですから、是非皆様アクセスいただけたらと思っていますが、現在の体制には私はノータッチです。

2016年に大正大学客員准教授に就任。
2020年に大正大学客員教授に就任。

著書は下記の通り:
『ICON~伝説のバレエ・ダンサー ニジンスキー妖像~』(講談社)
『バレエ・リュス~その魅力のすべて~』(国書刊行会)
『拍手しすぎる日本人、行列してまで食べないフランス人』(講談社+α新書)
『バレエ・ヒストリー~バレエの誕生からバレエ・リュスまで』(世界文化社)
その他、共著。

現在:
新国立劇場バレエ研修所(バレエ史講師)
K Ballet School TTCコース(バレエ史講師)
大正大学(客員教授)


また、各種選考委員等も務めている。
バレエ、ダンスに加え、歌舞伎、演劇、ミュージカルなど多い年は300本、近年は150~200本ほど舞台を見続けている。

2020年はさすがに減っていますけれど、映画がその分増えているかもしれません。個人の趣味としても好きですが、ダンス関係はやはり見逃がせません。

その他:
日本文化デザインフォーラム(JIDF)幹事
日本ダンスフォーラム(JaDaFo)会員
青森県立美術館 パフォーミングアーツ推進実行委員会委員
コマンドリー・ド・ボルドー、コマンドゥール

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