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16才9ヶ月になったシニア犬みきの様子


粗相を毎日拭いているのも疲れてしまったので、ついにみきに12時間は持つというオムツをつけることにした。最初の1週間は様子を見るため夜だけつけてみた.幸い嫌がる感じはなかったしたまにトコトコと歩いているので、変わりがないようでホッとした.翌日の朝はいきなりうんちがオムツの中に入っていてびっくりしたが、ネットで調べてあったようにオムツを取ってから、左手で尻尾を上に向けて右手で水の入ったスプレーを肛門のところに何回か吹きかけてからテイッシユで拭いてあげて、それから濡れたタオルで下半身全体を拭いてあげている。子供を育てたことがないので生まれて初めてのオムツ替えはてさぐりでやってみたが戸惑った。でも、1週間経った今は今日はおしっこたっぷり吸ってるかな?とかうんちはあるかな?とか楽しみにしながらオムツ替えをしている。24時間つけてるとオムツかぶれをするみたいなので、夜3時間はつけないで風通しよくしてあげている.そうすると、一回は粗相をしてしまうのだが、前は5、6回粗相の後片付けをしていた時のことを思うとすごく楽ちんだ。夫のおしっこを踏んでギャーと叫ぶ声も聞かなくなったし、おしっこで滑って転ぶこともなくなった。みきはどう思ってるのかな?と気になるが特に変化はないので受け入れてくれてるのだろう。

ご飯の方はまた食べなくてケージの中をうろうろしていたので、ご飯を新しく考えることになった。近所にあるまいばすけっとの冷凍コーナーからみきが食べてくれそうなものをと悩みながら、ごぼうとインゲンの肉巻きとシソの鶏肉巻き、夫が買ってきてくれた普通のさつまあげで作ってみることにした.ごぼうとインゲンの肉巻きは小さく切ってあるので、チンしてから包丁で細かく刻んで、それに刻んだ普通のさつま揚げと混ぜてジップロックに入れて冷蔵室で保存する。飽きないようになくなったらシソの鶏肉巻きも同じように作っておく.それをみきががつがつと食べてくれる姿を見て嬉しくて涙が出そうになった。こういうご飯探しは大変だけど、見つかった時はなんとも言えないうれしい気持ちになる。腎臓の働きをよくする点滴も夫が忘年会が続いてできない日もあるけれど、週4回は頑張ってやっていて、この間の血液検査でも良い結果がでて一安心した。夫が毎日疲れているだろうけどよく協力してくれて助かっている。夫もみきのことをすごく可愛がっている.仕事の合間にたまにみきのいる私の寝室に来ると、こんな小さな生き物が頑張って生きているのをみると励まされるんだよな、というのを聞くとなんとなく私も温かい気持ちになる。もうお散歩もできなくて寂しさを感じるが、犬も人間も年取っていく。みきを見ていると88才の一人暮らしで頑張っている伯母のことを思い、自分もいつかはああなっていくんだな、と覚悟ができる.みきから学ぶことは多い。みきのおかげで私も成長させてもらっている。
ありがとう、みき。先生をびっくりさせるほど長生きしようね。


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