大谷翔平くんのデコピンちゃんに励まされて

今朝は低気圧が来てたせいかなかなか起きられなかった。夫は早い出勤だったので、朝ご飯を作ってあげられず何となく罪悪感を感じてしまったが、みきのことがあるからこういう元気が出ない日もあっても仕方ない。アラームをかけて⏰何とか起き上がりいつもの卵かけご飯と昨日作っておいた味噌汁を飲んで、みかんを食べたら少し元気が出た。一本電話をかける用事を済ませてから、しゃけのホイル焼きを作った。これで今晩の夕食は大丈夫だ。

本当はサミットに行きたかったが、そこにはいつも自転車で行くのだが今日は何となく歩きたかったので、そこよりも近いまいばすけっとに歩いて行くことにした。歩きながら一戸建てのお庭を見て、梅が咲いてるな、とかモクレンや沈丁花がもうすぐ咲きそうだな、とか春が近づいていることを確認できるからたまにこうやって歩いて買い物をするのは楽しい。今日は元気がなかったので、お店に入ったらお惣菜ばかり買ってしまったが、今は料理をする元気がない時もあるからお惣菜でよしとしている。

帰りに2匹のワンちゃんを散歩させている若い女の人がいたので声をかけたらワンちゃん達をなでなでさせてもらえた。人の良さそうな人だったので、最近亡くなったみきのことを聞いてもらえますか?と言ったらいいですよ、とのこと。みきとの出会いから亡くなったときまでのストーリーを聞いてもらった。とても共感しながら聞いてもらえたので、ワンちゃんは前にも飼っていたのか聞くと今のワンちゃん達は7頭目だとのこと。若いけれど犬の死に何度も向き合ってきたからアドバイスに説得力があった。今は辛いですよね〜、でも何でもいいからちゃんとご飯を食べてくださいね、時間が解決してくれますからね、ととても優しい笑顔で話してくれて、私がハグしてもらってもいいですか？と聞いたら、いいですよと言われてハグしながら泣いてしまった。横を通る人が見たら何が起こってるのかと思われてるかも知れなかったが、そんな他人の目なんて気にしなくていいんだ、今のこの悲しい感情を味合うことが大事なんだと思った。今日は思い切って買い物に出て良かったと思った。

帰ってから朝ドラを見ながら昼ごはんを食べてたら、今日の話は婚約者が生まれた赤ちゃんの顔を見ずに亡くなってしまって子育てを1人でやることになったシーンで泣きそうになった。そうだ、こういう人もいるんだ、私にはまだ元気で一生懸命に仕事をしてくれる夫がいる。みきを失った悲しみはきっといつか懐かしい思い出になる。午後は横になってゆっくり休み、月に一度お願いしてるタイ古式マッサージ師さんが雪の中来てくれたので、身体のメンテナンスのためにマッサージをして下さり、みきの話や最近自分が何が好きで得意で楽しくできるかということを聞いてもらい、心もスッキリした。その方にはもう何年もお世話になってるのでこういう良いご縁があって本当に幸せだと感じた。

雪の中いつもよりも早く帰って頂いてから、今朝作っておいたしゃけのホイル焼きを夕食に食べながらテレビを見ていたら大雪警報が出ていたので、1人暮らしの89才の伯母にメールをしたらすぐ返事が来てメールをまた送ったらまた返事が来て、クリスチャンである伯母は神様に導かれて毎日を過ごしているとのこと。信仰を持つと人間は強くなるのだな、と思った。

また、テレビを見ていたら、大谷翔平くんのニュースになりデコピンちゃんの映像も出てすごく嬉しくなった。これからデコピンちゃんを見るのを楽しみにしよう。せっかくみきが犬を飼う楽しさを教えてくれたのだ。犬はもう飼わなくても今の私は犬を飼って見送った先輩だ。これからも犬の優しさや愛情溢れた世界を伝えることはできる。少しでも多くのワンちゃんがみきのように寝たきりにならず安らかに寿命をまっとうして欲しいと心から願う。そのために私が経験したことが役に立っていくかもしれない。そう思いながら、デコピンちゃんを飼っている大谷翔平くんを応援していこうと思う。