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89才の伯母との付き合い方

私には母親のように慕っている伯母がいるが去年伯父を亡くしてから一戸建てに1人で住んでいて、要支援1になり買い物や掃除、週3回食事の宅配をお願いして周りに支えられながら何とか暮らしている。ケアマネさんもヘルパーさんも食事を持ってきて下さる方も皆さん気持ちがいい人ばかりで嬉しいわ、と感謝の気持ちを持ちながら暮らしているのには感心している。最近は足が弱って外出の際には杖をついていてうちの中でも何をするにも時間がかかると愚痴を言うようになった。ただ、内臓には問題はなく頭もしっかりしているのはありがたい。伯母には子供がいないので、兄や私、従姉妹を子供のように可愛がってくれている。

伯母は亡くなった祖父母や母と同じクリスチャンで手紙などで時々聖書に書かれている箇所を教えてくれることがある。今も足が不自由になっても目白にある教会に時々1人で行っている。私の友達の旦那さんが牧師さんで滋賀県にある教会で夫婦で毎週日曜日に礼拝を行ない、コロナの頃からオンライン動画をネットにあげてくれたので見るようになってもう3年くらい経つのか…でも、いまだに人は罪人であるという言葉がわからないでいる。牧師夫人の友達は仕事、家事、牧師夫人、6才と3才の子育てをしながら月に一度はビデオ電話で近況を知らせあっている。私のつたないイラストの良き理解者であり、好奇心が旺盛でクリスチャンらしくとても優しい人である。その彼女が昨日上の6才の女の子の入学式の時に水色の素敵な着物で参列した写真を送ってくれた。人生を悔いのないように前向きに生きようとする姿にいつも励まされる。

最近、ずっと可愛がってくれた伯父とみきが旅立ってから悲しくて大泣きすることが多いが、それは自然なことだが、私も死生観を築き上げないといけないと思い、伯母に死生観って何かな?て聞いてみたら、死生は天命によるもので人の力ではどうすることもできないものよ、とメールが返ってきた。人もペットも普通は順番でなくなっていくもの。それを理解した上で暖かく接してあげて生きていく希望を与えてあげることなのかな、て思う。そのためには私が精神的に自立し毎日を楽しく生きなければならない。今日クリスチャンの友達の素敵な笑顔を見た時に私もやはり神様は心の中にいてずっと天命を全うするまで見守ってくださっているんだと信じたいと思った。

今日は自分のメンテナンスのために整形外科に行って骨粗鬆症の治療のために頓服を2回飲んで30分待って院長先生と話して特に問題がなくビタミンDを処方してもらいすぐに診察が終わった。カルシウムはちりめんじゃこを毎朝食べるようにしてると言ったらいいですね、もし膝が痛くなったらヒヤルロン酸を打ちましょう、と言われた。最近友達が2人この注射を打っているのを聞いた。私もたまに膝が痛くなるがマンションの階段の上り下りを毎朝していると不思議になくなる。

今は桜や春の花があちこちで咲いているのを歩きながら写真を撮ったり匂いをかいだりするのが楽しい。最近すっかり日本茶の味と香りにハマっているので、先々週に近くのパン屋さんで美味しそうな抹茶パンを見つけて買って食べてみたら美味しかった。抹茶チョコも今は必ず常備してたまに夫にあげたりしている。お花が枯れそうになるとお花屋さんに行って亡き祖父の花瓶にいけるお花を選ぶのもたのしい。手づくりせっけんも安いのを買って気に入って使っている。イラストもいろいろ描いて伯母や友達や知人にあげると喜んでもらえて嬉しい。いろいろチャレンジしてみてトライアンドエラーをしている。ご飯も手作りのものは少ないが何とか用意している。午後は電池切れで横になってるがこれは仕方ない。減薬が進めば良いのだが…睡眠があまり取れないのが悩みの一つだが。ペットロスは普通3ヶ月くらいすると治ってくるらしい。人の芝生は青く見えるが、自分の人生は一度きり。自分でご機嫌をとりながらなるべく前を向いて、ファイト❗️と自分に喝を入れながら今日も1日が終わる。そうそう今度コンビニに行ったら台湾地震の募金箱にお金を入れないと。


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