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入院生活 あとがき

松葉杖着いて4泊5日で退院と聞いていたので、
23日間滞在と大きく計画は変わってしまったのですが、
なんとか歩けるようになるまで置いてくださったこと、
ケアしてくださったことに、心から感謝です。

入院時のパンフレットに、地域包括ケア病棟があり
術後すぐの退院や退院後自宅での生活に不安がある場合など、または
医師が必要と認めた人はそちらで入院継続ができるとは書いてあったものの
入院後、具体的な説明はなかったので、
ほんとうに4泊5日で退院となったら、、、日中家に誰もいない、一人で
トイレに行けない、などの不安もある中、かなりやばいかも、、、と不安いっぱいでした。

入った病棟は、整形外科病棟ではなく(空きがなかった)
産婦人科病棟の一角にある急患病室でした。
入退院も頻繁で、救急車で来られる方も多い4人部屋。
落ち着きがないといえばそうですが、
いちばん術後で動けずきつい時期は同室仲間にも恵まれて
世間話などもできるようになり、安心して過ごすことができました。
結局、最後まで病棟移動することなく、この部屋でお世話になりました。

担当してくださった看護師の方々は、看護師と助産婦、看護助手の方がいらっしゃいました。
2度の出産以外に、不名誉ながらこれまで5回(うち2回はアメリカ)の入院経験があります。今回10年以上間があいてたので、世の中がかわったのかもしれませんが、スタッフのみなさんのフレンドリーな対応に驚きました。話しやすい相談しやすい、距離が近いというのを実感しました。
「同じ世代ですよーー、よろしくねー」というご挨拶があったり、
「ちょっとお見舞いにきましたー。」とお仕事の合間にちょこっとお喋りにきてくれたり。
全身麻酔から覚めて息が苦しくなった時は、気が付くとベット周りに
主治医の先生、担当の看護師さんの他に、たくさんのスタッフがかけつけ
あーじゃないか、こーじゃないかと懸命にみてくださいました。
ほぼベッド固定時期→車いす→立つ→杖で歩くという過程を得て退院しましたが、
杖で歩き出したころ、廊下ですれ違った若い看護師さんが
「歩けるようになったんですね」と目をウルウルさせてながら声をかけてくださいました。
「いつも車いすの姿だったから」と。
患者の回復を心からともに喜んでくれる温かい病院です。

主治医の先生は、言葉数はあまり多くないのですが
外来の時もちゃんと顔をみて説明してくださる先生で
質問にはきちんと答えてくれます。
病棟回診時で特に問題もない時は、
「今日もリハビリ頑張ってください!」と励ましの言葉。

リハビリ担当の方も、目を見て話す、痛みや今何に困っていて
どんな動きに不安を抱えているかに懸命にむきあってくれてました。

この場をお借りして、全てのスタッフの方々に
お礼申し上げます。
ほんとうにお世話になりました!
有難うございます。


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