なぜ、変わりたいと思うのだろう？
9月になりました。
北海道では、街路樹の葉が色づき始めています。
日が暮れるのも早くなって、季節の移ろいを感じます。
多くの人が、「変わりたいけど、変わりたくない」という矛盾や
「変わりたいのに、変われない」という葛藤を感じながら、それでも「変わりたい」と思うのは、なぜだろうと、あらためて考えていました。
なぜ、変わらなければ、いけないの？
私たちの周りには、「今のままではダメ！変わらなきゃ！」と
変化を促すメッセージや情報で溢れています。
それらのメッセージや情報は、発信する側が持っている価値観でしかありません。
受け手に「変わること」を促すことで、例えば、商品の売り上げを伸ばす、セミナー参加者を増やすことが本当の目的です。
そんな情報に触れ続けていると、
発信する側の価値観でしかなかった「今のままではダメ！変わらなきゃ！」は、無意識のうちに受け取る側の心理に刷り込まれていきます。
これだけ情報が溢れる世の中ですから、多かれ少なかれ、影響を受けてしまうことは仕方のないことです。
むしろ、自分に必要な情報だけを受け取ることは、難しいと思います。
でも、発信する側の価値観でしかない情報を、ただ何となく、
何も考えずに受け取っていていいのだろうかと、私は思うのです。
何でもかんでも自分で判断して、情報を取捨選択すべきと言っているのでは、ありません。
もっと、自由でいるために
「変わりたい」と同じ棚に、「変わらなくてもいい」、「今のままがいい」があっていい。
「こうなりたい」自分の理想に照らし合わせて、一番しっくりくるモノを選べばいいのではないかと思います。
そもそも、変わる必要があるのか
なぜ、変わらなければいけないのか
と、自分に問いかけられる大らかさや緩さ、しなやかさ、みたいなものががあった方が、もっと自由になれると私は思います。
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