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本当に好きなもの①


2月末に交通事故にあって
車が廃車になってしまったので、

この1ヶ月あまり、
ずっと車を探していました。


失ってしまった車は2005年のMazda 3。

中古車だったけど、
自分で通訳をして稼いだお金で
購入したMazdaちゃん。

丸9年、お世話になって、

車が引き取られていくのを見送るときは
涙が出ました。


それ以降、

ウェブサイトを見て気になる車があれば
ディーラーに問い合わせて試乗する

というのを繰り返してきました。

けど、試乗した車は
ほぼどれもしっくりこなくて、

なんか違うんだよなーとか、

中古車なのでそもそも内装が
あまり綺麗じゃなかったりして
ノーグッド。


新車をバーンとキャッシュで
買えればいいんだけど、

残念ながらその余裕はなく、
ターゲットは中古車。


早く車を決めたいのに、

途中でひどい風邪をひいてしまって
2週間くらい試乗に行けず、

車探しは難航。

そうこうしているうちに

先に試乗していて唯一ほしいと思った
MiniのCountrymanが売れてしまった。

サンルーフがあって、
インテリアもユニークで
かわいい子だったのに。

ネイビーブルーとホワイトの組み合わせがおしゃれだった


まだ風邪が完治しない中、

保険会社が支給してくれたレンタカーの
返却期限も迫り、焦り始める。



果たして予算内で私が気に入る車は
あるのだろうか?


希望を失いかけながらも、探し続けた。


そして、1週間前の土曜日のこと。


私はネットで2017年のMazda CX-5を見つけ、

旦那さんもリサーチして同じ車を
見つけていたので、

その日にディーラーに電話をし、

急遽試乗に行くことに。


いざ試乗してみると、

Mazdaちゃんの安定感に感動!

これまでMazdaに乗っていたから
慣れや親しみもあるのかもしれないけど、

やっぱり私はMazdaちゃんが好きだ!


私、いい車に乗ってたんだなって
今になってやっとわかった。

失って、他のを色々試した結果、

自分が好きなものがわかった瞬間でした



そして、私はこれまでまったく
車というものに興味がなかったのだけど、

この1ヶ月間

街中や高速を運転していても
近所を散歩していても

車をチェックしまくっていたので、

なんか少し車に詳しくなったというか、

車に興味が出てきた自分にびっくり。


なんかその感覚が新鮮で。


私、新しく車に興味を持ち始めてる!?

意外すぎる!笑

こうやって、自分を知っていくって面白い。


今回試乗したMazda CX-5は

サンルーフもあり、
前に乗っていたMazda 3よりも大きくて、

ファミリーカーというかんじ。

ハンドルの中心にあるMazdaのロゴが
剥がれてきてるのはちょっと気になるけど、

それ以外はなかなかいい。


試乗後、ディーラーのところへ
戻ってきて車を止めると、

駐車場にちょっとイカツイかんじの
Mazda 3が停まっているのに気がついた。

見た目は全然私っぽくないと思ったけど、

せっかくだからこれにも乗ってみようと
いうことになり、さっそく運転席へ。

内装は、ちょっとラグジュアリー感があり、
全部がブラックだ。

2021年の車なので、モニターなどは最新版。

なんかかっこいい!


そして、ハンドルを握ってみると、

なに、この滑らかな手触りは!!

するすると手になじんで

超しっくりくるんですけど!!


そして、アクセルを踏み、

車を走らせると、

なんてスムーズな走り出し!!

ヒュン!って
高速でスピードが出るかんじといい、

ちょっと車高が低めなところといい、

スポーツカーを連想させる乗り心地だ。


キャー!!!


これ、好き!!!!


大好き!!!!



ハートが弾む。

身体の細胞が湧き立つ。



車に乗って

こんなにウキウキ興奮したのは

初めてでした。


あのMiniちゃんより

断然好きだと思った。


このMazdaちゃんを運転しながら、

興奮して車に投げキッスしちゃった。

もう、大好きすぎて。


サンルーフもついてるし、

メタリックなダークグレーの外装と
ブラックのタイヤがかっこいい。

けど、ハッチバックだから
車の後部が丸みを帯びてて、

それがなんか、かわいらしいの。

カッコイイのと可愛いのの
コンビネーションなんて、

最強じゃんか!!

超好みなんですけど!!

シートも座り心地がいい〜🎵


試乗を終えて、車から降り、

興奮冷めやらぬまま

またまた投げキッス。


それくらい、

私はこの子が大好きになっちゃったの。


そしてこの子は私が今まで乗っていた
Mazda 3よりもランクが高い

プレミアム車だった。


やっぱりいい車はお値段もする。

先に試乗したCX-5より5,000ドル、
高かった。


うーーー・・・


しかし、私の心はもうこの子に
掴まれてしまっていたので、

ちょっとくらい高くてもいいじゃん。

なんとかならないレベルじゃないよと
内心思っていた。


車はほぼ毎日乗るし、

これから何年もお世話になることを考えたら、

乗る度に心躍る、
つまりは波動が上がる車にするのか、

ただの移動手段としてだけの
たいして愛着もわかない車を持つのか。

これは大きな違いなんじゃないかと思った。

これはお金以上の価値だよと。


しかし、旦那さんは
そうは考えていない模様。

もちろん彼もこの車は
すごく気に入ったんだけど、

彼は安い車を買って
早く支払いを終えたいと言う。


ローンを組むには
ほぼ収入のない私一人では
どうにもならないので、

旦那さんの同意が必須・・・



この日はもう土曜の夕方で、
日曜日はディーラーさんは
お休みとのことだったので、

このMazdaちゃんをどうするか
日曜日一日、考える時間をもらい、

また月曜日に連絡するということで、
一旦退散。


私はもうこのMazdaちゃんに
本当に恋してしまっていたので、

Mazdaちゃん、私のところにおいでねって
心の中で思いながら、帰ってきました。


さて、ここからどうなるか。


どうするか。





つづく

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