風邪なんていつか治りますから、薬飲みたくないなら飲まなくてもいいんですよ by 内科医
自分の適当な知識での適当なこだわりにやられちゃったお話です^ ^
先日発熱して初めていった発熱外来(内科)の先生。
とても丁寧に対話をして下さる人だったんです。
どうしましょうか、薬。
みたいな声がけがあったので、抗生物質は飲みたくないんですが…と恐る恐る言ってみました。
いいですよ。抗生物質じゃない薬にしましょう、と言ったあと
「薬、飲みたくないですか?飲みたくないものは飲まない方がいいですよ?」
と。直球で聞かれて、うぐ…となりました。
続けて言われたのが
「風邪なんていつか治りますから。
薬は、いま起きてる炎症を抑えて、少し身体の負担をなくして、自己治癒の力を早く使えるようにするくらいのものです。飲まなくてもいいですよ。
どうします?」
結局、しばらく考えたあとで、薬いりません、って言ったんですけどね。
結果的には、翌日会社に行ったものの、咳が出始め、さらに翌日にはノドや鼻の奥がものすごく痛くて痛くて、
そして今…
耳鼻科で1週間分の抗生物質を処方されました💦
「扁桃炎だから。炎症を鎮めないとだめだから。絶対飲んで!!1週間!!」て…
思うことは…
抗生物質は腸内の良い菌を全部殺してしまうよ、という知識で、あと、西洋医学の対処療法より東洋医学の考え方が好きだから、薬品メーカーがつくる薬はなんか嫌い、
くらいの考えであやふやな判断をしてしまったなぁということです。
だから。
咳喘息になったことが何度かあって、その度に2ヶ月くらい苦しんだから、それだけは避けたい、それをはっきりしたゴールにするべきだった。
そのうえで、
自分が何ならOKで何はイヤなのか、を明確に持って、伝えて、お医者さんに相談するべきだった。
そう思いました。
最初の内科の先生のように、患者の意見を尊重してくれるお医者さんは貴重。
でも、上級者向け。
ちゃんと判断基準を持った人向け。
だって、うっすらと、
いやぁ、先生、患者なんてあんまり分かってないんだから、教え導いてくれてもよかったんだよ?なんて思いそうになりますもん。
薬を最初から飲んでたら
この何日かの右往左往は避けられたかもしれない。
結果的に、私の大事なノドをものすごく痛めつけてしまったかもしれない。
などと考えてしまいますもん。
私の場合は、何ごとにおいても、欲しいゴールを明確にするところから、ですね。
それが隅々まで出来るようになって、
選択の責任をもてる自分でありたいと、とっても思いました。
反省しかり。
ぺこり。
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