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適当でいいんだよ、がアドバイスにならない件

先日ある社長さんから聴いた
従業員さんについてのお悩み。
明るくて真面目な頑張り屋さんが
最近急に泣き出したり
周りをびっくりさせているらしい。

一生懸命にやりすぎてつらそう。
頑張りすぎ。
だから、
そこは適当にやればいいんだよと
言ってるんだけど。

そうおっしゃっていた。

違う、違うのだ!

真面目な頑張り屋さんは
適当にやる、ができない。
そもそも適当にやってはいけないと
思ってきたし、
適当にやるってどういうことなのか、
全然わからないから。

適当にしろと言われても
何をどうすることなのか、
全く分からない。

適当にやってと言われると
途方に暮れるし、
そもそも抵抗がある。

だから、頑張りすぎだなぁと
思う人には、
適当にやればいいよ
というアドバイスは
全く逆効果!

じゃあどうすればいいか。

もし上記の社長のように
日頃から話が出来る上司
のような方が関わるなら

人は一度に全てのことに
全力投球はできないと
自分は思う、

と前置きをしていただいた後、

今頑張って欲しいのは○○
◆◆はそれが落ち着いてからにしよう

と、やるべきことを絞って
順番を伝えてみていただきたい!

できるだけ、
可能ならば、

「頼みたい」
「お願いしたい」
「やってほしい」
みたいな言葉を使っていただけたら
もっと有り難いんです。

とにかく、
適当にやっていいよ!という
アドバイスが全く効果がないことだけ
分かっていただけたら嬉しいです。

社長さん、
なるほど…と聴いて下さったけど、
やってくれるかなぁ…

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