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又吉さんのフラクタル視点「生物として対等」

又吉直樹さんの哲学は、いつもすごく良いなぁと思います。

「又吉直樹のヘウレーカ」を見てると、よく又吉さんなりの捉え方「僕はこう思うんですけどね..」を話してくれる。
彼の考え方の根本的なところはとっても共感できるところが多いです( ˊ ▽ ˋ *)
 

又吉哲学_生き物として対等


又吉直樹さんは生き物を触るのがこわい。
それは、生き物として対等な存在だと思っているから。

「自分以外の他者の生き方を見たときに、あぁこいつはこういう生き方なんやな、ってそのまま受け入れる。」
 
「僕にとって彼らは脅威やし、彼らにとっても僕は脅威であって、“対等な存在”だと思っている。相手を完全にコントロール出来ると思ってしまうことは傲慢なんじゃないかなと思う。」

ヘウレーカ_なぜ僕は生き物が怖いのか?_

人間も動物も虫も関係なく「他者」だと捉えていて、相手と自分は互いに脅威になりうる存在同士であり、対等な存在だと思っている。相手を支配して完全にコントロール出来ると思ってしまうのは、傲慢な考え方だと思っている。という又吉哲学。
 

この感覚もまさにフラクタル感覚のひとつだと思っていて、大きさやスキルや個性が違えど、存在は対等だっていう感覚は 相手の存在を尊重する感覚 だと思うのです。

今回のテーマのアリの生き方についての指南役である先生方も、共感されていて。

ヘウレーカ_人間は本当に自然の一部なのか?

真ん中に座ってらっしゃる昆虫学者の丸山先生は、
「僕は共感できると思っていて。例えば「かわいい」って思っちゃうのは失礼だなと思うことがある。厳しい環境に生きているからこそ、その姿がある、と思っていて。僕は慣れているので怖いとは思わないけど、対等な立場でいるっていうのは大事な考えだなと思う」と共感されてました。

とても敬意をもって昆虫に向き合われてるなぁと思います(*´ω`*)


昆虫学者の村上先生(左)とアリ採り名人の島田さん(右)は、そんな風に考えたことはなかった..確かにそうだなぁ..とおっしゃってたのですが、
又吉さんは 「いや、先生たちの場合はもっとアリとシンクロしてるんじゃないですか? 僕の場合は、自分とは明らかに“違うけど対等”っていう感覚で。 先生たちは“一緒や”と思ってるでしょ、たぶん。僕は同じやとは思えないですからねぇw」 と。w

本当にそうで、先生方はすっごく昆虫が大好きなんですよね。もう、夢中になって追いかけたいし、知りたいし、毎日虫のことを考えて虫とともに生きてるわけです。w

そうなると、もう存在は相思相愛の世界で。w
相手に対する尊敬度はMAXですよね。ww

そういう方の、言葉とか知識って、本当に気持ちの良いエネルギーがあるなぁと思うので、聞いてて見てて、すごく楽しくて幸せな気持ちになります( ˊ ▽ ˋ *)

私がこの番組をすごく好きなのは、又吉さんの真摯な感性が好きなのもさることながら、虫や動物や植物など、いろ〜んな生き物の生存戦略や環境との共生など、多様な生き方を知ることができるためです。

自然界の生き物は、ほんとに多様な生き方があって。めちゃくちゃ面白いです。

えっ、そんな生き方アリですか!?って、本当に思っちゃうほど、ものすごい生き方をしてる生き物がめっちゃいます!www
(今回のアリも色んな生き方があって面白かったのでぜひ再放送かオンデマンド見て欲しいなぁw)
《Eテレ・又吉直樹のヘウレーカ》番組情報はこれです♪
https://www4.nhk.or.jp/heureka/x/2020-04-08/31/5448/1426077/


自然界ってほんっっとに「自由」なんだな〜〜〜〜!って、わかりますよ。w

小さな常識はぶっ壊れますw


人間だけの常識に囚われていると、それはダメだ良くない悪いことだ!と、他人の生き方とか考え方に憤慨しちゃったりします。

でも、それは、他者と自分の境界線を失ってるためです。
不思議ですよね。体は別々なのに、精神の世界は別々だと思えていないのです。
マズローでいう課題の分離が出来ないのと同じ感じ。

又吉さんのように、どんな生き物も「他者」であり、選択は自由。って思えると、とっても楽になります☆

「そんな生き方もあるんや〜僕とは違うな〜」で、いいんですよね(*^ω^ *)


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